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祖母と会って思うこと

うちの祖母は父方はすでに亡くなったのですがデジタルに強くスマホパソコンを使いこなせるタイプでした。情報も調べて取ってきていろんなことをするにもスマホからできるタイプ。ただ母方の祖母は根っからデジタルがダメなタイプ。あー、やっぱりまだまだ身近な人でも苦手だと思う方はいるんだなーと感じていました。

デジタル施策が増える今、そうでない人をどうするか

今のスポーツ業界はいかにデジタルデータを活用し集客告知をしていくか、効率とユーザビリティを上げるかに注力することが多いと思います。当然の流れですしターゲットがある程度リテラシーがある方を狙いに行く方が効率が良いのも重々承知してます。
そして、公共料金や生活インフラサービスの請求もデジタルになってきて、そうでないと追加コストがかかるようになったりとリテラシーが低い方たちも対応していかなければならなくなってきてます。僕のように孫が一緒にいて対応してあげられればまだ多少マシかもしれませんが、そうでない場合は大変だろうなと思います。

ではその人たちに対して来場をどう促すか、いっそターゲットから完全に外し対応をしないのか。この辺りは地域性によってどうするかも変わってくるのでターゲットから外す判断は一旦なしに考えてみたいと思います。

スポーツにおける高齢層の来場施策とは

果たして高齢層ってスポーツを観戦したいのだろうか。お金を払ってまで見たいのだろうか。これは正直僕もまだ理解しかねています。世代的にはプロレスや野球などの全盛期世代だったり、テレビでみて応援するのが当たり前だったので観戦に対してシナジーはあるものの来場にはつながらないなど。特に年齢的な問題もあってなかなかアクティブに動くことが難しい等の理由も考えられます。じゃあそんな高齢層を動かすには…?

手を離れた子ども孫が戻ってくる、一緒に行動する手段としての活用ができるのでは?

だんだんと同い年の人が遊ばなく、もしくは連絡すら取らなくなってくるとコミュニケーションが不足していきます。その時にやはり肉親というのがキーポイントになってくると思います。そこに刺さる孫・子どもと一緒に見に来て楽しめる空間を作ってあげられる空間というのが作れれば今までの顧客層と違ったものを作ることができるんではないなと思っています。そしてそんな環境は意外と簡単に作れるかもしれません。

僕は関東の人間ですが中日ドラゴンズファンです

実は、そうなんです。なぜか。昔から祖父に連れられていたナゴヤドームとその選手たちと関われるイベントに参加したことからです。うちの家族はみんなそうです。ただ、次の観戦につながっていないのが自分を振り返ると歯痒い。どこか祖父祖母世代との間隔が遠方だったりしたせいで空いてしまい一緒に見に行く機会が失われてしまったからかもしれないと思っています。逆に言うとその機会が継続的に、それこそ年に1度でも年末里帰りしたときに一緒に観戦する機会があったら。見ることが習慣化するところまでいったかもしれません。

『孫との時間を先々もデザインできる』

ちょっとワードがダサい…。ですが、ほかのアミューズメントパークでも使っているコンセプトで、『子供と過ごせる今の時間は一瞬』だから行こうというのに近いのかもしれません。お孫さんとの観戦は将来の関係性への先行投資という。
やばいワードセンスがなくてひどい…。
ちょっともう少しまともなテーマがあれば教えてください…!

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