統一地方選 後半戦選挙 候補者が訴えないこと
肢体に 重度障害 (半身麻痺と半身感覚麻痺)を負うと、移動円滑化、つまり移動に困る。
統一地方選の後半、長崎市長選 、4候補者は、ハコモノ(新市庁舎、MICE)建設は是が非かは熱弁を振るうが、高齢者 、障害者 の移動円滑化は訴えない。
例えば 長崎駅前の高架橋。階段を昇りにくいから困る。路面電車を利用し、駅に行こうとしても階段を昇らないとならない。ならば、路面電車を利用せずバスか福祉タクシーを利用しろ、障害者は外出するなという暴言も飛び出しそうだが、それを言ってしまったら、いつまでたっても、不便なままである。
移動円滑化は、公共交通の利用しやすさの他に、多目的トイレの数、利用しやすさもあげられる。観光都市長崎と言っても、街中の多目的トイレは少ない。トイレの問題は、平常時でも災害時でも重要なテーマ。体が不自由になると、外出時は多目的トイレが頼りだから、充実していなければ移動の制限がかかる。
トイレのことでガタガタ言うな、障害者は外出するなという暴言も飛び出しそうだが、それを言ってしまったら、いつまでたっても、不便なままである。
ハコモノ作ろうの現職と、とにかく緊縮や反対ばかり叫ぶばかりの候補者諸氏、移動円滑化できなければ人口流出は止まらないのである。候補者の福祉の充実は、客寄せパンダ。誰が通ろうとも、ハコモノ(MICE,新市庁舎)が増えるか否かである。
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