通路の狭隘さ
半身麻痺で杖をついて歩行している私にとっては、歩行の障壁は、段差、路面の状態意外にも、通路の狭隘さである。
例えば、バスや路面電車に高校生が立って乗車している例であげると、背中にナップサック、足に学生カバンを挟んでいると、途端に通路の狭隘が起きる。ここは、俺の場所だと主張せんがばかりだ。これが、両側に立たれて通行止め状態。《降ります》と言って降車口に移動すると、上半身だけ倒して、通路を開けた意思表示をしただけの学生や、スマホに首ったけで無視する者も。
まさか、障害者は公共交通を使うなと思っている学生はいないと思うが、学生カバンやナップサックの扱いに配慮が欲しい。
学生カバンの他に、大きな車輪付きの旅行カバン。これは通路の狭隘どころか障壁となる。《どけてください》というと激昂し、暴力沙汰になる危険もあるから、単に《降ります》といって移動する。
さて、このような目に遭わないためにどうするか。考えどころである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?