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フィードバックのまとめ

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過去記事のフィードバックに関する稿をまとめました。結構、ニーズがあるのではと。
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#傾聴

声に出して伝えよう。ただし、ダメ出しはNG!【フィードバック④ 観察し、傾聴する】

「毎朝、自分に言い聞かせていることがある。自分が話すことから自分が学ぶ事は何一つないと。学ぶ為には、絶対に相手の話を聴かなければならないと(ラリー・キング)」 今日からは、具体的なフィードバックに関して入っていきましょう。 まず、日本人のフィードバックで避けてほしいことからお伝えします。 日本人が、最もやっていて、しかも最もやってはいけないこと。それが、 「ダメ出し」 です。オープンに自由に、耳の痛いことも積極的にという話になると、多くの人がダメ出しを始めていまいま

空気を読んだからこそ、声に出して伝えよう!【フィードバックの第一歩は観察から③】

「一つだけの立場を選んではならない。一つだけの思想を選んではならない。選べば君は、その視座からしか人生を眺められなくなる(アンドレ・ジード)」 どうも、さいさんです。 前回はフィードバックの土台となる「共感」しあう対話の三条件。 ・相手の視点(状況、環境、性格といった現在地)を理解する力 ・相手の感情を汲み取る力 ・相手が本当に求めている事を察知する力 に関して話を進めてきました。 ☆ 事例から見る 今回はその続きです。 ここは僕自身もコーチングや1on1セッション

空気を読んだからこそ、声に出して伝えよう!【フィードバックの第一歩は観察から②】

  「 恋は誤解から始まり、愛は理解から始まる(作者不詳)」   瞬間的に燃えるような恋多き人は「べき」が多いのかもしれません。   想像と期待の入り混じった未来。   あなたのこうある「べき」という態度に、相手は「理解」しあう可能性を見出すことが出来ません。   私は開示しないけれど、あなたは私を理解すべき。 知ろうとすべき。察するべき。   そんな態度や考え方は、相手を見て理解するという「観察」そのものも歪ませてしまいます。   結果、理解しあい、愛や信頼を育む状況からど