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ジャズを聴くと英語が喋れるようになるかも?
ジャズと英語の関係性を皆さんは知っていますか?
この二つは良く似ています。
例えば身近な場面で、ふとした時に耳に入ってくる「英語」や「ジャズ」。
どちらも意識していないとそのまま聞き流してしまったり…耳に残らない感じがとても良く似ています。
なぜ英語やジャズは耳に残らないのか?
「英語」と「ジャズ」にはある共通した要素があり、
その部分で日本人(日本語)の感覚と差があるからではないかと思います。
逆にいえば、その要素を意識してジャズを聴いて慣れることで、共通部分を持った英語も話せる・聞き取れるようになる…かも?
ジャズと英語の関係性
音楽は、その国の文化や言語に強い影響を受けます。
ジャズはアメリカで発展した音楽なので、アメリカ英語のリズムの影響を強く受けています。
特にリズムの部分は、ほぼ英語そのままと言っていいでしょう。
この事はこちらの本でも詳しく説明しているので、興味がある方は是非読んでみてください。
電子書籍【ゼロから学ぶJAZZ アドリブソロ編】
結論から言ってしまうと、ジャズのアドリブソロのフレーズは、アメリカ英語を喋る時のリズムに音程をつけたものです。
なので少し強引な状況ですが、≪英語のスピーチにジャズの伴奏をくっつける≫と……
英語のスピーチがジャズのアドリブ演奏に聞こえます。
↓↓騙されたと思ってこの動画を見てみてください。
他にも”怒ってるアメリカ人男性の動画に音楽を足して、ラップに聞こえる”みたいな動画を上げている方もいますが、同じくラップもアメリカ英語のリズムの影響を強く受けている音楽なので、英語に音楽を足してしまえばそのように聞えます。
英語のリズム
動画を見て頂いた方には、ジャズと英語はリズムが同じだというのが何となく伝わったでしょうか?
ここからは少し、英語のリズムについてお話します。
実は英語はリズムがかなり重要な言語です。
特にアメリカ英語は話すスピードも速く、英語学習初心者には速すぎて聞き取れないという事が多いようです。
英語を話す時の速度やリズムを音楽的に表現すると、
《BPM250くらいの8分音符と3連符》で喋っている方が多いです。
この速さを楽器演奏の場合で考えてみるとかなり速いテンポとなり、ジャズの演奏においても難しい部類に入ります。
私たち日本人が持つアメリカ人のイメージの一つとして、なんとなくリズム感が良さそうというのがあるかもしれませんが、
恐らく実際にリズム感の平均値は高いと思います。
英語学習でも、特に喋るということを意識して学ぶ場合は、英語のリズムというものに注目してみると伝わりやすくなるし、聞き取りやすくなるはずです!
空耳=そのままコピーすること
英語のリズムについて、一つわかりやすい例があります。
あるテレビ番組で、関ジャニ∞のメンバーが英語で伝言ゲームをするコーナーがあり、外国人と日本人が交互に英文を伝えるというものです。
その中で関ジャニ横山君が
「Is the tip included?」という英語が全く聞き取れず、
「いずれテッペン超えれる?」と空耳の日本語で伝えたところ、外国人に英語として意味が通じるという場面がありました。
この2つの文を比べてみると、実はリズムと音程がほぼ同じなんです。
正直、「超えれる?」のところは結構違うリズムなので受け取る側が優秀だったのかもしれませんが
「Is the tip in」と「いずれテッペン」は全く一緒と言っていい程です。
「Is the tip in」まで聞こえれば最後の「cluded?」の部分は予測できます。
このようにリズムと音程が合ってれば、発音が完璧に一致していなくても英語として聞こえるということですね。
ジャズを聴いて英語のリズムに慣れよう!
今回お話したように
「英語」と「ジャズ」には共通した大切な要素≪リズム≫があります。
どちらにも共通する要素としてはリズムの他に《音程》や《アクセント》のような強弱の要素もありますが、
「英語を話す」「ジャズでフレーズを弾く」
時には、まずリズムを意識してみるのがオススメです。
英語を勉強している人はジャズのフレーズを聴く時に、意識的にリズム中心で捉えて聴くことで、英語も聞き取りやすくなるでしょう!
普段ジャズを聴いたり演奏したりする人は、英語を意識的に聞いたり話したりすることでジャズのフレーズが捉えやすくなります!
空耳で聞こえたよくわからない文でも、聞こえた通りのリズムで話せば英語としてちゃんと聞きとれるように、どちらも≪リズム中心≫で真似てみると、
より「英語っぽい」「ジャズっぽい」となると思います!
是非やってみてね。
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ジャズのアドリブについてもっと詳しく知りたい方はこちら
電子書籍【ゼロから学ぶJAZZ アドリブソロ編】
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