いままでの人生
いままで、あんまり自分の思いについて文字に表すことがなかったから、いい機会だと思い今までの人生について書きたいと思う。
自分の感情をうまく文字にすることが得意じゃないから、思うまま書きたいと思う。
私は今21年間という長くて短い時間を過ごしてきた。
何か特別な事を成し遂げた人生ではないし、色鮮やかかと言われればそうでもない。
しかしこれをいうのは早いのかもしれないが、「それなりに自分なりにやってきた人生」だなと思う。
昔の夢、それはプロ野球選手になることだ。
私は物心がついた時から、目の前には野球しかなかった。
兄が野球をしていた事がきっかけであるかもしれないが、とにかく3歳くらいの頃から大の阪神ファンで、野球を見て育った。
小学生になる前から野球を始め、僕の野球人生がスタートした。
小学校低学年の頃は何も考えず、野球に夢中になっていた。
そのころは同学年と野球をしても負ける気がしなかったし、とにかく負けたくなかった。
小学5年生から同学年で一人だけ上のチームで野球をしていた私は、6年生になるとキャプテンに任命していただいた。
そこからの野球は楽しいという感情ではなく、周りの期待によるプレッシャー、キャプテンとしての難しさに直面し、思うようなパフォーマンスを発揮できず、自分の弱さを知った。
「結局自分なんてこんなもんだな」と思った。
その年は野球がうまくいったというよりも、悔しいという記憶の方が多かった。
中学では、硬式のクラブにも行きたい気持ちがあったが中学の野球に入った。
今考えると、その選択は間違ってなかったと思う。
野球のレベルは高いものではなかったが、良い指導者に恵まれて、野球の技術ではなく、色々な人と出会い、その方々の考えを吸収できた充実した時間だったとと思う。
中学の頃は新しい挑戦もあった。
それは「相撲」だ。
これまでの自分とは全く縁のないものであったが、学校に土俵があり、そして仲の良い友人に誘われたことが始めたきっかけだ。
つまり野球と相撲の二刀流が始まった。
最初は当然のことながら、何も分からず全然勝てず楽しくなかった。
しかし、だんだん興味を持ち始め、大相撲を見始めると少しずつではあるが相撲が分かってきた。
そうするとだんだん結果もついてくるようになり、相撲が楽しくなってきた。
最後は団体戦で県大会3位になる事ができ、自信もついた。
相撲は2年間という短い時間であったが、良い思い出、経験として私の中には深く刻まれたものである。
中学では新しい出会い、挑戦の中に学ぶべきことがたくさんあった。
その経験はこれから先も色褪せることなく私の心に生き続けるだろうと思う。
高校へ進学し、幼い頃からの憧れである「高校野球」をスタートさせる。
私は市立神港高校と兵庫商業高校が合併した、神港橘高校へ入学した。
公立高校であるが学校から20キロ離れたところに野球部のグランドがあり、野球に集中できる環境であった。
高校では幸い、1年生の秋からキャッチャーで試合に出さしてもらい、自分の力のなさ、知識不足を知った。
野球とはこんなにも奥が深く、難しいスポーツなのかと思い知らされた。
だから僕はプロ野球選手の本を読んだり、無料のメールマガジンを読んだり、監督やOBの先輩から話を聞いたりと、自分のタメになる情報はとりいれ、野球についてもっと知りたい、ヒントがほしいと思うようになった。
そうする事で、「この場面ではこうだよな」「こうすれば上手くいくな」と、分かるようになった。
自分が好きな事、本気で上手くなりたいと思っていたからこそ、前向きにやれたのだと思う。
成功するかどうかではなく、成功する為にどういう事をしてきたのかが大事だと思う。
高校野球とは2年半と限られた時間の中で、そこでしか経験できない事をどれだけガムシャラにできるか、どれだけ本気で熱くなってやれるかだと思う。
どれだけでも熱くやれるそれが高校球児の特権であると思う。
その先に夏の大会があり、甲子園があるのだと思う。
夏の大会は一瞬、でも誰にでも2年半はある。
その時間をどれだけ熱く、高校球児という短い人生を全うできたのか、そこに価値があると思う。
野球以外にも人として成長できる。それが野球、スポーツの良さだと思う。
話が少しずれたが俺の高校野球人生は、とても熱く、必死に白球を追うことができた最高の時間だった。
人生初のホームランも打ち、通算で18本のホームランを打つことは想像もできなかった。(最後の夏は何もできずに終わったが、、、)
伝統ある市立神港の最後に携うこともでき、また新しい神港橘高校の歴史も切り開く事もできた。
これは周りの支えがあってのことだ。
決して自分一人ではこんな素晴らしい経験はできなかった。
一緒に戦った仲間、親、監督、コーチには感謝の気持ちしか無い。
ということで、高校はこの辺にしておこうと思う。
高校を卒業して、今は就職していて何とか頑張っているという感じである。
これまで書いたように俺は野球が大好きで、野球無しでは人生を語れない。
それほど野球が好きなら、野球を続ければ良かったやんと言われるが、私は高校野球が一つの夢であり、その人生を自分なりにやりきったと言えるので、次の世界で野球をすることに対して即答でイェスとは答えられない。
覚悟をもって今まで野球をしてきていたから、その覚悟がないのに、続けることをしたくなかった。
それは野球が好きで特別な存在だから。
今になって思うと最高の経験をさせてもらったと思う。
プロ野球選手になることなんて到底出来なかったが、幼い頃から夢みてやってきた時間は何にも変えることのできない財産となった。
だから現役の選手は思い切り、自分の意志を貫いて自分だけの素晴らしい時間にしてほしいと思う。
僕もこれから、いままでの経験を活かして自分色を出して頑張ります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
今までの人生を思うまま書きました。
文章も言葉もぐちゃぐちゃですが、魂込めて書きました笑
またどこかでお会いしましょう!
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