スキーのリフト券。1日券が良いか午後券がいいのか…。人間の心は不合理だと学んだ!
先日娘とスキーに行ってきた。約1年ぶりのスキー。娘はボーゲンでゆっくり滑り降りることができるようにはなったが大丈夫かな?と心配していたが、覚えているものだね。ちゃんと滑り降りていた。
やっぱりウィンタースポーツは楽しい。
娘も楽しそうに滑っていたし。連れて行って良かった。
そのスキーだが、ちょっとハプニングもあって、スキー場に到着したのが午前11時頃。もうちょい早く着きたかったんだけどね。
まずはリフト券を買おうとリフト券売り場に行ってみるとこんな価格表示になっていた。
・1日券 大人 5,200円 小人 1,500円
・午後券 大人 4,300円 小人 1,500円
・1回券:600円
ちょっと悩んだ。あと1時間すれば午後券でOK。娘だけ1日券を買って私は午後券にしようか。午前中の間は1回券にしておいて…。
1時間弱で何回滑ることができるかな?2回すべるなら1日券の方がお得か…
まあ、悩む時間帯だったよね。結局2回以上は滑ることができるだろうとおもって、1日券にした。結局3回リフト乗れたので元は取れた気分に。
しかし、この考えが午後も頭の中を支配していた。
「1日券の値段を考えると9回以上リフトに乗れば元が取れる」
というようにね。
ご存知の通り、1日券を購入した後にこれを悩んでいたところでお金が帰ってくるわけではないし、9回以上滑ったからといって何か特典があるわけではない。
気分として得をした
というだけだ。
自分で考えていて笑ってしまった。1回券をチマチマ買って、結果的に1日券以上のお金を払ったならともかく、1日券を買った以上、あとは何回滑ろうが金銭的に同じことだ。
合理的に考えれば分かることなのに、自分の心は「得をしよう」と考えている。人間の心は不合理というが、自分も分かっていながらも不合理な判断をしていることが面白い。
この習性を利用すれば、他のビジネスでも客単価を上げられるかもな~なんて思った。ランチセットを用意している店が単品価格も明示して、お得感をもっと高めるとか、やってそうでやってないのでは?
人間の心は不合理
それも学んだスキーだった。やっぱり逃れられないね。
最後まで読んでくれてありがとう!!
vol.2063
意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎
まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
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