見出し画像

セルフレジやスマホ注文。時代は変化している。嘆くよりも適応していこう!

セルフレジやスマホ注文。最近広がっている手法だ。
スーパーに行けば商品持ってセルフレジでお会計。飲食店に行けばQRコードを読み取ってスマホから注文。お店によっては配膳がネコロボットなどで運んでくることもある。

時代は進んだな~と感じる。私なんかは店員さんを呼んで注文したり、レジに並ぶよりも今の方が好きなのだが、中にはこんな感想を持っている人もいるらしい。

「昔は店員さんが袋詰めまでやってくれたのに……」
「飲食店の注文がスマホからとかいうのは味気ないなあ。」
など昔の方が良かったという意見。
レジなんかはこの記事に書かれている人のように、病気を持った人は確かにセルフレジは大変だろうね。

でも、飲食店でもそう思う人もいるんだ。私は楽になったと思うけど、私のような人ばかりではないね。

セルフレジやスマホ注文など、目的としていることは省人化だろう。人が少なくても回るように、人件費削減もそうだが、今後の人手不足に対する対策も兼ねているのだろう。

確かにこれまでは人がやってくれていたことを、こちらで代わりにやらなければいけなくなったことは「面倒…」と感じることもあるだろう。

しかし、逆を言えばこれまでは、人がやってくれていたサービスというのは対価を払わずに享受していたことなのだ。

人手不足なんて言葉とは縁遠かった、就職氷河期の時代なんかだと、袋詰めや注文、配膳など人がやっていたとしても企業は気にしなかったのだろう。

しかし、人手不足の時代になると、人のコストが高くなっている。サービスのコストが高まっているのだ。無料では提供できないくらいに。

こういうことは、これからもっと広がってくるだろう。人口がドンドン減少しているのだ。人手不足はこれからも拡大する一方だろうからね。

消費者としては、これまでの当たり前は今後「コストがかかる」と意識しなければならないだろう。そのコストは自分でやることで払うのか、実際に金銭を払うのかは別だが。

経営者としてはそういう時代が来た時にお客様に「負担が増えた…」とできるだけ感じないような対策を考えよう。セルフレジを使うとポイント2倍になるとしたらセルフレジ使用者が増えたという事例もある。

もしくはこれがもっと増えたら、「有人レジ対応」「人が配膳」自体が差別化になるかもね。そういう差別化ができるなら活かしていこう。

時代の変化は止められない。自分たちが変わっていかないとね!

最後まで読んでくれてありがとう!!
vol.2131


意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎

まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
・MG(マネジメントゲーム)
・TOC
この3つのシンプル経営理論を駆使し企業改革の後押しを行う「意思決定インストラクター」として福井で企業をお手伝い中!

ご質問等ある方はコチラまで!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?