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少子高齢化、これからは過去と同じとはいかない。そんな時に必要なのは「今」を見つめることだろう

こういう話、ちらほら出てきたよな…
「家に帰れない」路線バス来ない日曜に困惑の声か…

バスの運行会社も収益は厳しいわ、運転手さんの確保ができないわでとても苦しい(儲けも、心も)経営をしているのだろうな…

こういうのをみていると、バスをあてにして住む場所を決めるって、これからはリスクだなと思ってしまう。

バスをあてにしていたのに、そのバスが来なくなる。運転手さん不足でこれまでと同じ路線の運行本数を維持するのが厳しくなっている。

自動運転が開発されれば問題ない?いや、次は収益の問題が出てくるだろう。昔のように人口が増えていく時代ならともかく、今は人口が確実に減っていく時代だ。

過去と同じ路線にバスを走らせていたとしても、人口の減少に伴って乗る人は段々減ってきている。そうなると収益性が悪化する。赤字の路線をずっと維持はできないだろう。

人口が減ることはほぼ確実だ(大量移民でも受け入れない限り)。今後も人手不足は続くだろうし、国内の顧客にモノやサービスを提供している企業はお客様が減少することに悩まされるだろう。

過去と同じようにはいかない
このことはしっかり頭に入れておこう。

今後確実に過去の常識が通用しなくなる。世界で初めてレベルで少子高齢化が進んで人口が減少していく社会だから。

そんな中で経営者に求められることはなんだろう?
私は成長一辺倒といった姿勢は求められなくなってくると考える。

もちろん成長することを諦めろと言いたいわけではない。例えば
5年で売上高2倍!
日本全国全都道府県に出店!

といった大きな野望というべき成長一辺倒の考えでは大きな失敗をすると考えている。

これまで同じように人が雇える時代ではない。無理に出店すると人が足りなくてオペレーションが回らなくてクレームになることもある。

そんな経営ではなく、社員に十分給与を払いつつ利益を残せる経営をする(そのためにお客様に喜んでもらって)。そんな経営が求められると思う。

大きな成長を目指すのではなく、自社の「今」をよりよくできないか?そこからスタートしていく経営になるだろう。

必要なのは「現状」をしっかり考えること。
そのために私もやっているTOC研修は有用。今を見つめなおせるからね。

TOC研修でもいいし、他の方法でもいいが、しっかり「今」を見つめて経営をしていこう!人口減少するこれからの日本で経営していくならね。

最後まで読んでくれてありがとう!!
vol.2088


意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎
まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
・MG(マネジメントゲーム)
・TOC
この3つのシンプル経営理論を駆使し企業改革の後押しを行う「意思決定インストラクター」として福井で企業をお手伝い中!
ご質問等ある方はコチラまで!

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