見出し画像

約3ヶ月かけて改めて自分と向き合ってみた~就活第2ラウンド報告書も添えて~


こんな人にこのnoteの一読をオススメします
▼晒名駿という人間に興味を持ってくれている方
▼新しいキャリア観に触れてみたい方
▼就活に少し疲れてしまった方
▼自己分析に詰まってしまった方
▼よっぽど暇な方
少しボリューミーなので、先に伝えておきます。

このnoteで伝えたいこと
▼キャリアについて考えることって、就活の時期だけにとどまらない。けれども大学生は就活というものが勝手に目の前にやってくる世の中であるので、それをこっち主導で向き合っていこう。まずは在りたい姿を口に出すことから。
▼自分について振り返ることってやっぱり大切。大学生のうちは特に時間あるんだから、これだけはやっておきたい。
▼自分も日々こんな風に考えながら、トライアンドエラーで前に進んでおります。やってることは地道。でもそれが今の自分をつくっている。

近況ときっかけ

タイトルの通り、9月の頭から今日まで、およそ3ヶ月くらいかけて改めて自分と向き合ってみました。

なぜ今になってこのようなことをしているのかというと、いくつかきっかけ、理由がありました。


①就活第2ラウンドを経て

私さらしなは現在大学4年生、就活で言えば20卒の年の人間になります。

今はハントバンクという会社の経営者/起業家を務めていますが、就活も人並みには経験しています。

(上記note参照)

1回目の就活は1月〜4月末にかけて。概要を簡単にまとめるとこんな感じ。

▼就活の目的は「起業に対する不安解消/保身」「見栄」

▼30社受けて全滅、内10社ほどには叱責される

▼その中で就職とはどういうことか、働くとはどういうことかについて少し理解することができ、一旦自社一本で打ち込むことを決意。


(上記note参照)

その後とあるきっかけがあり、9月頭〜10月末にかけて就活第2ラウンドを始めることに。

noteの内容を要約すると、質問箱と友達がきっかけで就活への理解を深めるため就活を再開しました。


9月頭〜10月末にかけて、また30社ほどの企業経営者/人事の方とお話しさせていただき、色々な知見、出会いに恵まれることができました。

ある時はSNSでの自分の募集(上記note参照)から声をかけてくれた企業の方とお話しさせていただいたり、またある時には社会人ハンドボール会を通じてざっくばらんに相談させていただいたり。


そして10月末、自分の中で「この会社なら就職もアリかも。。。」と思える企業が2つほど頭の中に浮かんでいました。その時考えていたことは、次のトピックの話。


②大学卒業が近づいて来た

改めまして、私は現在大学4年生として在学中です。

ただ、それも後数ヶ月で卒業。そんな中、現在の自分/自社ハントバンクは「大学生起業家/大学生起業家がやってる会社」というイメージが強いと思います。

それで良いこともたくさんあるし、その旨味は特権として卒業まで存分に活用する心持ちでいます。

ちなみに、僕が大学を休学しない理由は
▼卒業して社会人になった方が、世間的に信頼されるため。法人としてのメリットが増してくるため。
▼良いものをつくっていれば、自分が大学生かどうかなんて些細な問題である、自分の努力次第でしかないと感じたため。
▼あとは、大学に通わせてくれた両親に卒業という最低限の感謝の気持ちを届けたいと思ったため。
(これでストレートで卒業できなかった時は、優しくなぐさめてあげてください。立ち直れるかな。。。)

しかし、そのまま大学を卒業したとき、自分と自社に残るものは何なのか。今も正直に言えば「大学生だからこそ頂けているお仕事」が多いのも事実。そこに10月ごろ改めて焦りを感じ始めました。

ですので、就活第2ラウンドでの「就職の目的」は

「専門性を身につけること」

でした。具体的には、Webマーケ、事業立ち上げ、人材系あたりの専門性を磨いていきたいと考えていました。


③とある経営者の方の話

10月末時点の自分は

▼2社ほど就職を前向きに考えている

▼専門性を身に付けたいという気持ちがある

というような状態でした。そんな時、ある一人の経営者の方にお会いする機会がありました。


その方に上記の話をすると、こんなことを話してくれました。


「君、『専門性を身に付けたい』って散々言ってるけど、もしかしたらその専門性とやらが、いつかの君の足枷になるかもしれないよ。」

「どういうことですか?」

「専門性を身につけると、それ以外のことができなくなるかもしれない。極端な例だけど、デザイナーさんはデザインしかできない。そのようなプロの人を集めて、その人たちだけではできないことを、生み出せない価値を生み出していくのが起業家/経営者であり、君がなりたいものなのではないのか。

そして、そんな君に今必要なものは、そういったプロの人たちと一緒に壁にぶつかった時に乗り越えていく力、いわば『適応力』なのではないか。日々の課題に正面からぶつかっていき、スキルがないなりにできることを総動員して必死に乗り越えていく。そうしていくことで、ゆくゆくは自分がやりたいことのために必要なスキルを持った人たちが自然と集まってきて、彼らをその目標まで連れていく力がついているのではないか。

だから、今は君の会社が日々ぶつかっていく課題に向き合って乗り越えていくことが一番の成長の機会だと僕は思う。」


このお話を聞いて、僕の心の中で引っかかっていた何かが外れたような気がしました。もちろんこのお話にも賛否両論はあると思います。しかし、決めるのは自分自身。僕はこの環境に身を置くことができたからこそ、就職という選択を取らず、ハントバンクという看板を背負って、日々の課題に向き合っていくことをファーストキャリアに定めました。


ただし、自分のポリシーとして「直感が頷いたら従う」というものがあります。自分の直感がヘドバンを始めるくらいの衝撃的な出会いが仮にもしあれば、その時はまた違った選択をしているかもしれません。そのくらいの柔軟さ、心の余裕を持っているのが良いと考えています。


自分が今後ありたい在り方から自己紹介を考える

そんなこんなでファーストキャリアを一旦決めた僕は、11月頭改めてこんな壁にぶつかります。


「そうは言ったものの、もうすぐ大学は卒業するしな。。。」

「社会人になったら、いつまでも大学生の頃の話ばかりしてられないしな。。。」

「そうなるとやっぱり自己紹介に困るな。。。何を自分の強みにしていこうかな。。。」


両親を含む周りの人のご支援ご声援のおかげで、ありがたいことにこれまで自分は自己紹介をするには申し分ない経験をたくさんしてきました。しかしその一方、過去の経験が強烈すぎて、自分の話がその内容で埋め尽くされているのも事実でした。


例)少し前の自分の自己紹介

▼明治大学4年生
▼在学中に起業(学生起業家)
▼中高ハンドボール部、県4位
▼アイセック(学生団体)所属
▼AGESTOCK(学生団体)所属、メンバー300人の代表、TOKYO DOME CITY HALL満員&日向坂46ら出演&SoftBank冠協賛
...etc


しかし先ほども言ったように、もう過去の栄光にすがっていくのは嫌。もちろんこれまでの経験は誇りだし、それゆえに伝えられることも多いとは思うけれども、他にももっと自分の軸や哲学/信念を発信、アップデートしていく必要がある。そんなふうに思いました。


そこで11月の1ヶ月間をかけて、地道にコツコツ頭をひねりながら考え出した自己紹介(改)がこちら。わかりやすいのでTwitterのプロフィールで説明させていただきます。

スクリーンショット 2019-12-03 1.15.46

。。。このプロフィールを世に出すのは、個人的に結構勇気が必要でした。


なぜなら、上記のプロフィールではこれまでの経歴を全て削除しているからです。経歴ではなく、「今後ありたい在り方」ベースで言葉を並べてみました。

せっかくの1ヶ月かけて生み出した言葉たちなので、少し尺をいただいて説明させていただきます。


========================

プロフ画像→一番盛れてるピン写

背景画像→ハントバンク

さらしゅん/ハントバンク→あだ名で呼んでもらいやすいように
@ShunSarashina→本名フルネームはここで確認してほしい🙇
■晒名駿/日本に150人しかいない姓を持つ→希少性
■大学生と経営者のマッチングサービス @huntbank_Inc 代表→メイン活動①
■22歳ならではの本質的な採用サポート→メイン活動②&信念 ※
■正解はなく選択をより良い結果にするだけ→信念 ※
■#拝啓いつかの僕へ/#推しゴト/キャリアの考え方を発信→発信内容&信念 ※
きっと違いのわかる人はいます そう信じて丁寧にこさえてましょう。→信念

左ききのエレン 朝倉光一とほぼ同一人物(自称)→自分が伝わる一番の趣味

誕生日: 1997年6月20日→祝ってほしいアピール

========================

ちょっとおふざけもありましたが、※の部分、これらはほぼ全部「まだやっていないこと」です。採用サポートとかは少しずつお仕事として着手してはいるのですが、ほぼ未経験。


ただそんなことも言っていられない。何者かになるには、まず自分が胸を張って何者なのかを説明して、その説明した肩書きを全うできるように尽力する、それだけだと信じて大ボラを吹くのです。


上記のプロフィールに盛り込んだ信念/想いはこんな感じ。


■22歳ならではの本質的な採用サポート→メイン活動②&信念

大学生と比較的年齢が近い分、わかることも多いと思います。また、若さゆえのフットワークの軽さ。それらを生かした「本質的な」採用を考えることができる、という想い。「本質的でないマッチングはしない」という一種の決意でもあります。


■正解はなく選択をより良い結果にするだけ→信念 

これは自分のキャリア観でもあり、信念でもあるフレーズ。どの選択も正解はなく、その選択をより良い結果にしていくだけ。だからこそ選択を恐れないし、失敗を糧にするし、より良い結果のために淡々と努力することができる。特にこの感覚は自分の半生で磨かれた軸だと1ヶ月の間で改めて気がつきました。


■#拝啓いつかの僕へ/#推しゴト/キャリアの考え方を発信→発信内容&信念

自分なら誰に、どんなことを伝えていけるのか、どんなことを発信している人でいると自分に誇りを持てるのか、1ヶ月という短くない時間をかけて捻り出しました。


#拝啓いつかの僕へ
→自分が人より少しだけできることがあるとしたら、「失敗も含めた経験談を話すこと」な気がしました。そしてそれは、自分と同じような人に、自分が過去抱えた悩みに頭を抱えている人に届けられるのではないか。あくまで一例ではあるが、悩んでいるときは藁にもすがりたいのが人間の性。誰かにとっての藁になれたらと思い、このハッシュタグとともに自分の過去の経験と、それを通じて学んだこと、今だから言えることを届けていきます。失敗だけでなく、今思えば良かったことなんかも含めて。


#推しゴト
→僕の嫌いなことは、「無責任に人を傷つけるようなことを言うこと」です。トゲトゲした言葉はあまり好きじゃない。
それもあってか、もっとポジティブなことを世の中に増やしていくことができたらいいな、なんて思ったりもしました。すごい抽象的。

あとは、頑張っている人の背中を押したいと言う気持ちが強くあります。過去、自分が何かに対して頑張ろうとするとき、少なからずそれを咎めたり、非難したりする人も一定数いて。でもそうじゃなくて、自分が応援したいと心から思えたのであれば、その想いを素直に言葉にして、その人やモノを輝かせる一助になれたら、そんな気持ちを込めて#推しゴトというハッシュタグを考えました。別にこれでお金は一銭も発生しませんが、ライフワークとしてやっていきたいです。応援が自然にできるサイクルを作りたい!

具体的には、(ここ大事)自分が心から応援したいと思ったこと、自分が心からオススメしたいことをこのハッシュタグとともに発信していきます。できる範囲でたくさん応援はしたいのだけど、心からそれに共感/感動していないと本当の意味で応援にはならないと思うので、そこの感覚は重要視していきたい。要は、もっと主体的に応援できる人になりたいということ。可能性を見過ごさない人になりたいのです。


キャリアの考え方
→これは直近で特に自分が強みにできること。学生のうちに起業をする人も、就活を2回して計60社受けても内定をもらわない人も、そうそういないと思います。あと、自分でいうのも恥ずかしいのですが、おそらく自分は少しだけ学歴は良く、勉強する環境としては恵まれた人間でした。そんな自分が、今の世の中的にはまだ少しマイノリティな選択をしていることは、自分の強みであり何かしら届けることができるのではと考えました。

加えて、ハントバンクというサービスと向き合って早11ヶ月ほどですが、その中で強く感じたのが
「何を選択しても良いが、そこに対する納得感と本質を見る力は不可欠」
ということ。自分の後輩含め、少しでも多くの現役の大学生の皆さんが、本質を捉え、納得したキャリア選択ができるよう自分はこれから精進していきたいと思います。決意。

そういう意味では、就活/就職は一つの選択肢でしかないので、「就活やろうぜ!」「内定取らなきゃ死ぬ!」みたいなことは言えないな、なんて思うことも増えてきて。だからこそ、就活というキラーワードは丁寧に使いたいですし、自分の歩むキャリアが誰かにとっての救いになれば幸いだなとも不束ながら思うのです。



きっと違いのわかる人はいます そう信じて丁寧にこさえてましょう。→信念

わかる人にはわかってほしいメッセージ笑。
ネタばらしをすると、このフレーズは椎名林檎の「人生は夢だらけ」の歌詞の一節。ものづくりにおける彼女の想いを綴ったこの曲は、どこを切り取っても丁寧で、それでいて情熱的で。その中でもこのフレーズは特に好きというか、「自分を信じて丁寧にやっていれば大丈夫なんだな」と背中を押してもらった言葉です。自分も彼女のような人間になりたい。頑張る。


他にもこの期間で見つかった自分がたくさんあるのですが、特にこれらを大切に、こだわって伸ばしていきたい所存です。時間はかかりましたが、ここまで言語化できたのは良かった。あとはやるだけ。

先にも述べましたが、上記はあくまで「在りたい姿」。まだ自分は何もしていません。でも、口に出すところから始まると思うのです。就活で「どんな人になりたいですか?」と聞かれる理由は、この人がどんな将来を考えていて、それはこの会社で実現できるのか、そしてその結果会社の成長に繋がるのかどうか確かめたいため。上記もまだまだ限定的で抽象的な部分も多いですが(自分の中では割と具体的に言語化できていますが)、これまでやっていなくてもやりたいと思えることがあるのであればその肩書きを名乗るところから始めよう。それが最初の一歩。就活においていえば、その宣誓と併せて少しでも行動できているとなお良いと思います。「あ、こいつは本当にこういう人になりたいのだな」というのが伝わるはず。


具体的な「在りたい姿探し」「やりたいこと探し」に関してはもう少し深掘って話す必要があると思うので別の機会に。あくまで今回はスタンスの話。


上手くいかないこともある

こうして自分と向き合うに当たって、こんなことも始めたりしました。

もうタイトル/概要も変えてしまったのですが、日記を11/3~24までできる限り毎日書いてみました。

書いてみて思ったのは、「アウトプットするものにある程度責任を持ちたいな」ということ。今回は続けることと、その中で自分の気持ちを言語化することを大切にしていたのですが、それを外に出すことはまた別問題だなと。言語化することは日々続けていきたいのですが、ちゃんと内容もこだわって、誰に何を届けたいのかを大切にして発信をしたい。

そんなことがわかっただけ万々歳かなと。今後は不定期にこの日記は更新します。あえて消さないスタイル。


まとめ

久しぶりにちょっと長い文章を書いたのでバテ気味ですが、要はこういうことが伝えたかったです。

▼キャリアについて考えることって、就活の時期だけにとどまらない。けれども大学生は就活というものが勝手に目の前にやってくる世の中であるので、それをこっち主導で向き合っていこう。まずは在りたい姿を口に出すことから。
▼自分について振り返ることってやっぱり大切。大学生のうちは特に時間あるんだから、これだけはやっておきたい。
▼自分も日々こんな風に考えながら、トライアンドエラーで前に進んでおります。やってることは地道。でもそれが今の自分をつくっている。

「晒名駿といえば〇〇」が周りの人の中で確立できるよう頑張ります。口に出して、やってるうちにできるものだと思うので、真面目に、柔軟に、淡々と日々の課題と未来の自分に向き合っていきます。以上、決意表明でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?