ラジオをやってみます。

考え事が好きだ。でも、政治の話や、社会問題について、いろいろ考えることが好きなわけではない。

だから、なんてことないことを考えることをつづけてきた。
となりのおじさんが話してたこととか、いつもおなじ場所で会う鳩のこととか、もしも自分がゾンビになったらどんなゾンビだろうとか。こんなのは序の口だ。

本当に、取るに足らないことを考えて生きてきた。
新聞は読んでいるし、世の中でいま何が起きているかも分かっている。

ただ、分かれば分かるほどに、そうじゃないものを見つめたくなる。流行りの何かに決して取り扱われないもののなかから、何かを見つけたいという気持ちが強まってくる。

そういうことを、もっとしたい。そういうことから、自分だけが見つけた光る何かを持って、世の中を歩いていきたい。



ということで、友人とラジオをはじめてみました。

一緒に話をしてくれるのは、
エッセイストでライターの中前結花さんという方です。

中前さんは、ぼくがまだ銀行員の頃、ほぼ日の塾という文章を学ぶ学校で出会った人で、書く仕事の先輩。温かい目で世の中を見つめて、うねりをあげるような文章で読者を巻き込んでしまうような人です。

そんな中前さんをお誘いして、番組を作ってみました。
番組名は「答えは無いのですが…」。
答えの無いことについて、あーだこーだ話す番組です。



編集の仕方も知らないし、設備もしっかり整っていないのですが、話したいことは尽きません。1時間は長いと分かっているのに、現段階で2回とも1時間。今週からは、もうちょっとお手軽に聴けるサイズにしようかと思っています。

ぼくのnoteを読んでくださっている人は、おそらく、Twitterをフォローしてくださっている人が多いとは思いつつ。そうじゃない人にも届けばいいと思って書いてみました。

もしよろしければ、聴いてくださるとうれしいです。



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