見出し画像

「ひつじの古本祭り」

「おはようございます。兄さん…前回よかったすね」「またその話?何回すんの?…でも、まー…よかったね」

近頃、一門の昇羊兄さんと会う度にそんな会話をして互いにニマニマする。マスクの上からでもニマニマしてるのがわかるぐらいニマニマする。ニマニマを辞書で引くと[近頃の昇羊と昇市のようなさま]と書いてあるかもしれないぐらいニマニマする。もういまニマニマという文字を打ちたいだけなのかもしれない。ニマニマが止まらない。

どうして互いにニマニマしちゃうかと言うと、昇羊兄さんが企画した『ひつじの古本祭り』というトークライブが楽しいから笑 演者が言うんかいというのはさておき。さておいちゃっていいと思うんだぁ。なんつたって楽しいから!

そうそう、どんな内容かと言うと。昇羊兄さんが自分のオススメや先輩方オススメの小説をプレゼンするという企画。でその聞き手として、ふだんあまり小説を読まないふたり。柳家花いち兄さんと春風亭昇市。昇羊兄さんのプレゼンを聞きながら疑問をぶつけたり、時には小説から脱線したりしながら(よく脱線はする)プレゼンを終えてその小説読みたくなった?買いたくなった?どうなの?ねぇ?どうよ?読みたくなりました!私も!ありがとうございっ!銅羅がカンカンカンって鳴るという流れ(そんな押し売り感ないよ、スマートですよ)のトークライブが『ひつじの古本祭り』

画像1

これ昇羊兄さんの熱量がこもったプレゼンと小説の面白ポイントをまとめて話せる兄さんのトークっていうのが楽しい肝だし、お客さんも面白いと思ってもらえるんじゃないかなぁと思うんですよ。

でもそれだけじゃなくて、聞き手としてこの企画に参加してる演者も、、なんていうのかなぁ。最近つるむようになった友達といる感じ笑 あんまり縦社会の落語会でいい例えじゃないんですけど。もちろん先輩後輩はきちんとしてますよ。なんだろ…昇羊兄さんに誘ってもらったら、聞き手ってこんな楽しい遊びなの!?みたいな笑 遊びって言っちゃダメだろ仕事だよ!でも真剣に遊んでる!タモリさんも遊びは適当にすんなー。真剣にしろ馬鹿ってそんな強い口調じゃないけど、言ってた。遊びは真剣に。だから仕事だって!有観客でやっていてもお客さんにはその3人が真剣に遊んでる感じ伝わってるといいんだけどなー。この楽しんでる落語家3人の仕事場見学みたいな感じ。…いま読んでくれてる方には全然伝わらないだろうなこれ!そしてめちゃくちゃ時間と労力をかけてプレゼンしてる昇羊兄さんにもどうなんだそれって気もする!ただ3人が3人楽しんでる企画って、少なくとも僕は初めて。

なので観てほしいな。そうこれは宣伝だ!『ひつじの古本祭り』次回も7月にやることが決まっています。その前に前回の動画はコチラ↓↓↓

https://t.co/wsvljT1rbf

長尺なので、一冊ずつ。作業用BGMでもどうぞ

13分20秒~ 昇羊兄さんオススメ 『名人伝 中島敦』
41分40秒~ 瀧川鯉八兄さんオススメ 『黄金風景 太宰治』
59分~  師匠、春風亭昇太オススメ 『黒パン俘虜記 』


#ひつじの古本祭り #春風亭昇羊

#柳家花いち #春風亭昇市

#中島敦 #太宰治 #春風亭昇太 #瀧川鯉八







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?