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振り返り

今回の部員日記は、商学部2年住吉駿平が担当させていただきます。

早いもので、日吉のテニスコートに初めて足を踏み入れてから2年の月日が経ちました。本当にあっという間でした。大学生活の折り返し地点でもあるので、この2年間を振り返ってみようと思います。ただの自分語りになります、僕に興味のある方、興味を持ちたい方のみこの先はお読みください。

上京

2年前の3月末鹿児島県から大都会に足を踏み入れると同時に日吉テニスコートにも足を踏み入れました。どんな先輩がいるんだろう、試合に出て勝つことはできるかな、期待と不安でいっぱいでした。といいつつも、都会の人は冷徹という先入観が先行して不安8割だったと思います。
既に同期が4人入部していて、岡田とは入学式も一緒に行きました。僕にとってのシティーボーイ初友達は岡田ということになります。
ちゃんとテニスをやるのは受験期を挟んで半年ぶりくらいで、当時の3.4年生の先輩方の打つ球は光の如しスピード、カバのような重さだったと記憶しています。しかも先輩方はオーラを放っていて、もうその背中は象よりも大きく感じていました。いつか僕もこんなに強い選手になりたいなーと思った上京シーズンでした。

暗黒面に...

入部して4ヶ月が経ち、夏休みに突入します。春リーグが途中ありましたが、その試合については僕が引退する時に触れたいと思います。
この1年生の夏休みは、今のところ、大学生活の中で最も自分に自信を失い、生活の全てに無気力になっていた時期でした。いくら練習しても強くならない、具体的な目標もない、先輩にビビる。こんな感じでしたね。テニスは好きだけど、なんのためにやってるんだろうという疑問が2ヶ月ほど頭から離れませんでした。今思うとほんとにだらしないです。
でもこの暗黒期にはちゃんと終わりが来ます。
暗黒面に落ちていた僕に一筋の光が差し込みます。それは浜田さんという先輩の存在です。(いい話なので名前出させてください🙇‍♂️)
鮮明に覚えています。あの日のことは。
浜田さんが引退された直後のオフのとある日。午前中に浜田さんからテニスの稽古をつけていただいた後、浜田さん宅でペッパーランチを食べました。その時、僕が暗黒面にいることを打ち明けました。それを聞いた浜田さんの御告げはこうです。

お前テニスなんかで悩んでんの

当時の僕にとっては刺激の強い一言でした。体育会に所属する以上テニスで悩むなんて当然でしょ?
しかし浜田さんはこう続けました。

人生においてテニス生活なんてちっぽけなもんでしょ。

理解しました。テニスで悩むのは当然なんです。でもテニスのことで頭を埋め尽くすのは違う。テニス生活なんて人生の中で見れば小さく見えるんです。実際に僕は悩みがちっぽけなものに感じ始め、毎日が楽しくなり始めました。浜田さんありがとうございます。
暗黒面から脱し、日の光の元に再び立つことができました。ジェダイになれたのかも。


全集中の呼吸

2年生になり、2度目の春リーグを迎えようとしていました。後輩もでき同期も増えたことで、色んなことを考えるようになりました。個性的な同期の多い自分の学年に対してイラついたり、先輩方に不満を抱いたりとテニスに集中できない時間が増えていました。
そんな中でも入れ替え戦制度の復活したリーグ戦が迫っていました。
僕はこう考えてみました。仮に自分が先輩だとしたら下級生の自分に何て声をかけるのか。僕の結論はこうでした。周りのことなんて気にしないで自分にだけ集中しろ。都合の悪いことは全部無視しろ。下級生はこのマインドで試合に出て勝つことが求められてるんだ!そう勝手に結論を出しました。
これを自分の中では全集中の呼吸と呼んでいます。下級生の選手はぜひこのマインドで練習して試合に臨みましょう。最高です。


ここまでダラダラと書き続けてきましたがそろそろ指が疲れてきました。明日も朝から高校生研修大会があるので指の疲れを持ち越さないためにもここらで締めに入りたいと思います。


2年間全てを書くことはできませんでしたが、書いた分の振り返りだけでも多くのことを学び成長できたと思います。
大学生活残り半分も大きく成長できたらと思います。鹿児島に戻った時桜島が小さく見えるほどに。
役1ヶ月後に迫ったリーグ戦では3勝できるよう、全力で挑みます。応援よろしくお願いします。

長く拙い文章でしたが、ご一読いただきありがとうございます。

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