2023.1.29
2週間前にメガネを新調した。室内用だから度数が少し低めのメガネ。でもただの眼鏡じゃないんですよ。昔から気になっていた、紫外線を浴びるとサングラスになるちょっとハイテクなやつ。で、新調したてのメガネをワクワクしながらかけること2週間。俺、気づいたんですけど、このメガネは室内用だから、わざわざサングラスに変化するレンズじゃなくても良かったんじゃないかって。普通のレンズにプラス3300円(税)課金した意味ないんですよね。
でもまあ、サングラスに変化する瞬間が楽しみになって
外に出るのがもっと好きになったからよしとするか。
度数低いから視界は不明瞭だけど、それもまた一興。
今日の晩御飯はポトフを作った。自分で作っておきながらポトフは正直好きじゃない。西洋の”おでん”と形容されるほど、庶民的で味にインパクトがない。絶対にメインにはならないし、なれないような存在。ただ、それは悔しいし「精神的に向上心のないものは、馬鹿だ」とKも言っているから、今回は少し頑張って作ってみた。まずは①野菜・ベーコンを切る。②①で余った皮や茎などの野菜のくずを鍋に入れ、大量の水と塩少々、そこにローリエとクローブ、ブラックペッパーを入れる。③鍋に火をかけて、野菜くずで出しを取る。④沸騰して数分したらザルで濾して、野菜くずのスープをとる。⑤④のスープで、野菜やベーコンを煮込む。弱火でコトコト、柔らかくなるまで待つ。途中でコンソメと白だしを少々。⑥最後に乾燥パセリを乗せると完成。俺史上、最高峰のポトフ。これで好きになれないなら多分一生好物にならない。
結果、やっぱりあんまり好きになれなかった。多分、美味しいんだけど、精進料理に似た何かを感じる。多分、野菜本来の美味しさを楽しむことを要求される感じ。人参の甘さを感じてくださいと、そうポトフが言ってくるような感じ。やっぱり好きになれないわ。
今度は、ちゃんとしたお店で食べよう。それで「何料理屋に行けば食べられるんだろう」って思って、調べたらフランスの料理らしい。ポトフ、お前フランス人だったのか…
フランスの料理だと知ったとたん、なるほど確かに上品だ、と思った。
それでちょっと好きになった。
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