おまけ: 龍師&巫女のスキルと魔物のスキル

スキル解説&評価のおまけということで、今回は主人公キャラの龍師と巫女の専用スキルおよび魔物独自のスキル(?)について解説していきます

龍師専用スキル

①Dragon Slayer

龍師というだけあって、龍をぶっ殺す専用スキルをお持ちです。Dragonが付いていますが、別に龍以外の魔物でも大型の魔物に対して50%の確率で発動します。ゴーレムやメガテリウムといった見るからにデカい魔物や、ガーゴイルや一部のAngel系の魔物など、ぱっと見そこまで大きくなさそうな魔物にも発動します。”大型”の判断基準はイマイチよく分からないのですが、とにかく予想以上に発動機会が多いです。
肝心の威力ですが、強化無しのデフォルトで攻撃力+12。最大まで強化すれば攻撃力+92まで上昇します。ただし、スキルレベルを20段階も上げなければいけないので、めちゃくちゃ大変です。このゲームの地味~~なやり込み要素ですね。
なお、後述するGod Slayer や武器魔法のDragon killおよびHell Clawsと同時発動します。全てが同時発動すれば最大で攻撃力+400オーバーもたたき出します。圧倒的ロマン…..。是非やり込んでみてほしいです

②God Slayer

Dragon Slayerとコンセプトが似てますが、こちらは飛行・浮遊する敵に対して50%の確率で発動します。飛行・浮遊する敵というのはつまり"Wing"というスキルを持つ魔物のことです。魔法効果のWing killが発動する敵に対してなら、全て発動対象となります。もっとも、威力は段違いですが……
その威力は強化無しのデフォルトで+20。最大まで強化すれば攻撃力+120とすさまじい破壊力を発揮します。しかし、Dragon Slayer同様、スキルレベルを20段階も上げる必要があり、発現するのが第3スキルというのも相まって育成は途方もなく長い時間がかかります。Dragon Slayer以上のやり込み要素です。極めたい方はぜひチャレンジください。

ちなみにネタバレになりますが、龍師の3番目のスキルとして発現するこのスキルは本編ストーリーのラスボス、Lord Vaster Dragonを倒すことで発現します。実はLord Vaster DragonはこのGod Slayerを持っているのですが、神の勢力を駆逐した邪龍を倒したことで、その「神殺しの力」を手に入れたという設定なのでしょうかね。

まさかこの人をフル強化するのに1年以上もかかるとは、
始めたばかりの頃は夢にも思っていませんでした。

個人的なナゾ

Dragon Slayerは「大型の魔物」、God Slayerは「飛行・浮遊する魔物」が発動対象ですが、どっちの条件にも当てはまりそうなのに、なぜか発動対象にならない敵がいます。それがグリフォン系の魔物です。

「なんでお前には発動しないんだよ!!」
龍師怒りのアタックが炸裂(笑)

けっこうデカいですし、翼もあるから飛んでるようにも見えるんですが、なぜかこいつにはDragon Slayer(kill)もGod Slayerも発動しません。下の画像のゴーレムと比べてもデカさ的には同じくらいに見えますが、ゴーレムには発動してもグリフォンには発動しません。なんででしょうねw

大きさとしては同じ。下手するとグリフォンのほうが大きく見えますが
ゴーレムには発動してもグリフォンには発動しない謎。なぜなのか

こうなるともう、グリフォンは創造主たるギウさんの加護を受けているとしか思えないですね。前世でよほど良い行いをしたんでしょうか。それとも創造主に賄賂でも送ったのでしょうか。いずれにせよ私は個人的にグリフォン系が嫌いなので見つけたら真っ先にぶっ殺してやります。特に炎を吐き出すHell Griffonは根絶やしにしてやりたいです

巫女専用スキル

①Shine kiss

戦闘能力を上げるわけでも、ダメージを無効化・軽減するわけでもなく、龍師のSPを回復させるというサポートに徹したスキルです。回復量は強化無しの状態で2。最大で20龍師のSPを回復させられます。ただし青い回復の枝を壊すなどして龍師のSPが満タンになっているときは回復しません。階層が深いエリアではちょこちょこと発動します。
フル強化までに18段階も成長させなければいけませんが、知らないうちに経験値が貯まっているのでそんなに意識しなくても大丈夫です。
なお、スキル名に"kiss"が付いていますが本当に龍師にキスしているのかは分かりません。ただ、もし本当にしているのだとしたら、こんな妄想が捗ります↴

龍師「前よりキスが上手になりましたね。」
巫女「…………、バカ……..。」

なんてね。

②Angel of Death

一定確率で敵を即死させるスキルですが、魔法効果のDeathとは違い「自分よりフォースが低い敵」にしか発動しません。ちなみに魔物ではDark Golemがこのスキルを持っています。スキルが成長するごとに発動率も上昇します。強化無しのデフォルトで10%、フル強化で30%です。最大まで強化すれば魔法効果のDeathより発動率が5%高いですが、それまでに20段階も強化しなければならず、かなりしんどいです。雑魚的相手にしてればわりと頻繁に発動してくれるので龍師のGod Slayerよりは育成が楽だと思います。
育成のコツとしては、巫女が率いる小隊になるべく小隊スキルを持った兵士を配置するということです。小隊スキルの効果は、部隊を率いる龍師&巫女にも及ぶので、巫女のフォースが小隊スキルの効果分高くなります。そうすることでAngel of Deathを発動できる相手が増えますので、より発動機会も増え、スキルの成長も早くなります。

龍師ほどではないにせよ、メッチャ時間かかりました


魔物だけが持つスキル

ここからは、魔物だけが持つスキルについて紹介していきます。中にはスキルとはいえない物も含まれますが、一応スキルという扱いでご説明します

①Wing

代表的な魔物専用スキルといっていいくらいポピュラーなスキルです。かなりの数の魔物がこのスキルを持っています。要するに飛行・浮遊しているわけですが、そうすることで常に高所からの攻撃が可能ということになります。このゲームでは高所有利の原則があり、高い場所にいることで様々なアドバンテージを取れます。
具体的には↴
・低い場所にいる敵に対し、命中率アップ
・低い場所にいる敵に対し、攻撃力アップ
・低い場所からの攻撃に対し、回避率アップ

と良いことずくめです。普通は周囲より高くなっている地形に上らないと得られない効果なのですが、Wingを持つ敵は常にこのアドバンテージを有しているわけです。ずるいですね。とはいえ、フォースアップスキルのような大幅な補正があるわけではないので、そこまで気にしなくて大丈夫です。
Wingを持つ敵にはWing kill(S)が有効です。高いところでいい気になっている魔物にぶちかましてやりましょう。

②Heavy

これもまたポピュラーな魔物専用スキルです。主にゴーレムやメガテリウムといった大型の魔物やドラゴン系のボスが持っていますが、Greenに出没するGreen pamのような大型でない魔物の一部もこのスキルを持っています。
動きが鈍くなるというスキルですが、それだけではなく攻撃を受けたときに後方に弾き飛ばされにくくなります。通常、物理攻撃を受けると後方へ吹っ飛ばされるんですが、Heavyを持つ魔物は吹っ飛ばされる距離がかなり短くなります。これにより反撃を与えやすくなります。
また、動きが鈍いといってもどのくらいウスノロになるかは魔物によって違います。ゴーレム系の魔物は本当に鈍重ですが、White demonなどは「本当にHeavyなのか?」と思うくらいフットワークが軽いです。気をつけましょう

「神界の白い悪魔」ことWhite demon(腐れ外道)。
ただでさえ攻撃力高いのに即死攻撃までしてくる鬼畜


③Teleport

いわゆる瞬間移動するスキルです。U-Reiや上位のAngel系の魔物がこのスキルを持っています。正面にいると思ったらいきなり背後に移動して後ろに控えていたシューターがやられたりすることもあり、部隊が育っていないうちはこのスキルを持つ魔物は結構怖いですね。なかでも強力な弱体化攻撃を仕掛けてくるHell Wraithやたまに強烈な一撃を与えてくるWing Knight Angel(金色のほう)は要注意です。

④Division

スライム系の敵が持つスキルです。攻撃を受けると2体に分裂するスキルですね。スライム系の魔物は全てHalf tailを持っていますので、一撃で仕留めるのはほぼ不可能です。なので、1匹のスライムでも最低2,3回は分裂して数を増やしてきます。この分裂するスキルを利用して、わざと数を増やさせておいて経験値を稼ぐという育成がヴァスタークロウズプレイヤーの間では一般的に行われていますね。私もよくやります。
ただし、主人公キャラや部隊の育成が進んでいないと大量発生したスライムの大群に飲み込まれて事故死することもしばしばです。ご注意を

⑤Stone Statue

ガーゴイル系の魔物が持つスキル(?)です。攻撃を受けるまでは全く動かないというもの。つまり、こちらが攻撃を仕掛けない限り、向こうは攻撃してこないわけです。このスキルを持っていることで特に戦闘能力が向上するというわけではなく、ただ動かないだけですw。謎ですね
おそらくこのゲームを始めて最初の難関がGargoyleが大量に発生するOrb Cだと思いますが、Gargoyleのこの特性を利用して、兵士を全て待機状態にし、巫女または龍師だけを赤い転移石まで移動させて階層を移動することで、最深部にいるボスとの対決まで戦力を温存することが出来ます。兵士を待機させるのは、兵士が勝手にGargoyleと交戦し始めるのを防ぐためです。

兵士たちはリスポーン地点に置き去りにしてますw
ほぼGargoyleのみなので、無視して転移石まで移動できます

⑥Kill exp up

これはスキルというよりは、探索するプレイヤー部隊のボーナスみたいなものですが、要するにこのスキルを持つ敵を倒すと通常より多く経験値がもらえるというものです。なお、どの程度多くもらえるのかについては不明ですが、体感として2,3割増しくらいで経験値が多く入っているような気がします(個人の感想です)。
とはいえ、このスキルを持つ魔物はいずれもかなり強い部類の敵ばかりですので、決して油断しないように。ちなみにWhite demonはものすごく強くて凶悪な魔物ですが、Kill exp upは持ってないので通常通りの経験値しか入りません。すごく腹立ちますね。

補足

魔物の中には兵士が発現させるのと同じスキルを持つものもいますが、その中には兵士の場合のスキルレベルの上限より高いレベルのスキルを持つ場合もあります。
例えばFairy Bloodは兵士が発現させた場合、上限は+8ですが、魔物の中には+10で状態異常を完全防御する敵もいます。他にもスライム系の魔物は、兵士だったら最大で+8までのHalf tailを+22とか+32の超ハイレベルで有しています。
魔物の方がスキルレベルが高くなるスキルは、全て特殊防御系(状態異常とか弓矢防御、テイル系)です。さすがにExternal S+15とかはありませんのでご安心ください。





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