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キーボード無し生活は苦しく、海獺化とゲームに逃避して…

今日、キーボードを購入し、ようやく10本指でのカキモノLIFEが戻りました。

かなり長く愛用した自宅用PC、ASUSのZENBOOKが、
「Windows 11には対応できません…」
と白旗を挙げたのを数か月おだてたりだましたりしながら使った後、ちびまる子ちゃん一家おススメのケーズデンキで2年ちょい前に買ったのが、Microsoft Surface の Pro 8 です。

基本はタブレット型端末ですが、カバーにもなる detachable キーボードとスリムペンも購入、たまに海獺ラッコ状態でタブレットを使う以外は、通常のモバイルPCのように使っていました。

なかなかの優れモノ…だった…けれど……

ところが、ふた月ほど前から、キーボードが反応しないことがたまに⇒時々⇒頻繁にあり、「⇒」に従って症状が悪化していったあげく、ついに dead body 状態に。
自己診断してみると、ソフト的な問題ではなく、ハードとしてのキーボードが故障したらしい、と結論しました。
購入後わずか2年という、儚い命であった……。

(まあしかし、もともとタブレット端末だから)
とほぼ1か月間、タブレットとして使おうとしましたが、これが厄介でしたね。

お絵描きにはいいけれど、文字打ち込みには……

上のように立てた状態でモニターの下1/3ぐらいにキーボードを出してWordファイルやNote原稿を打ち込むのは、実にやりにくい。人間工学的に無理がある。
これまで10本指でブラインドタッチに慣れていた私が人差し指だけでたどたどしくモニター画面を押さえていく ── それは書く速度はもちろん、『思考速度』まで鈍っていく……。
画面は当然2/3弱に小さくなり、それはニンゲンとしての『視野』が小さくなったかのようだ……。

短いエッセイはともかく、途中まで書き進めていた創作の類は軒なみ工事中断、道路は穴があいたり崖が崩れた状態のまま放置された……。
必然的に海獺ラッコと化して新聞(電子版)やABEMA将棋を眺めたり、ペンを手にゲームをしたり……といった『弛緩モード』が多くなる……。

米国企業で働いていた時に、デスクトップPCのキーボードに対して、両手の人差し指2本だけを使い、もの凄い速さで文書や計算プログラムを書いていく『達人』がいましたが、
「こりゃあ、人生やり直しでもしない限り、この方式に慣れることはできない」
と今度は私の方が白旗を挙げ、再びケーズデンキに。

「保証期間は過ぎているので、お預かりしての有償修理になりますね」
「だいたいいくらぐらいかかりそう?」
修理台帳をいくつか繰った後で、
「パソコンでキーボードの不具合、という似たようなケースですが……あ、2件ありますね……1万6千円ぐらいと、2万円ちょいの場合と……」
「はあ……」
結論は明らかだった。
2万円弱を払って、新しい『Cover Keyboard』を購入した。

こいつも2年で死ぬんじゃないだろうな……

快適な生活が再び戻ってきた。

ようやく、地球に還って来た!

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