天才だ!
きわめて個人的な嗜好に従い、noteで出会った傑作(小説、マンガ、イラストなどオリジナル創作)を仮想本棚に納めています:
自分は『書く』人で、『描く』人ではないため、優れた作品を『描く』人には憧れを感じます。
(一方で、『書く人』には、時に嫉妬を感じたり、表題はこの方が、など密かに批判的になったり……小さいですね)
また、『書く』人のうちでも自分が『エンタメ系』のため、『エンタメ系』には比較的厳しく、『文学系』(という表現はあまり好きではなく、『描写系』と捉えていたりする)作品には、やはり憧れます。
そして、『エンタメ系』の優れたネタを『描く』作品に対しては、憧れと『そうきたか』感が混ざった、実に複雑な感動を覚えます。
中でも『推し』はミキメキさんです。
2コマから4コマで、スラップスティック短編小説など吹っ飛んでしまう高インパクトマンガを、一時期は毎日掲載しておられました。
特に、2コマが秀逸です。余計なものを全て削ぎ落した本質的な「ギャグ」がある。
この明快さに比べると、小説って、なんて余計なものが多いのだろう。
このレベルを毎日描いている(いた)、というのがすごい。
毎回、2コマ漫画の2コマ目で、叫びたくなります。
「天才だ!」
そんなミキメキさんも、商業連載が決まり、noteへの投稿数が減りました。
がんばってください!