あと100年生きたい気もするし、今日死んでも良い気もする
戦後も50年を経たが、
ぼくの人生はまさに戦前、戦中、戦後を通過してきた。
いつ死んでもおかしくない激動の時代だった。
ぼくはなんとか生き延びてきた。
今は人生のオツリか、附録のようなものだ。
しかし附録が本誌より豪華と言うこともある。
ぼくの附録は意外と良かった。
―――やなせたかし(『アンパンマンの遺書』より)
▼▼▼46歳▼▼▼
1977年生まれの僕は今、46歳だ。
ウソみたいだ、と思う。
何かに欺されているのではないかと、
ふと思うことがある。
自分が46歳だなんて、信じられない。
世の中の46歳の10人に8人は、
僕と同じように感じていると思う(当社比)。
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