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【無敵の芸人】となった「トリガー」は何だったのか？

山川俊司 @放送作家系noter

　かつて、俳優の高岡蒼佑さんがフジテレビの韓国寄りを批判したことで大きな波紋を巻き起こした事件があった…。

イチ俳優のイチつぶやきが、フジテレビという巨大メディアを瓦解させるレベルにまで貶めた”事件”だ。


　そんなことを思い出させたのが、先日のプラス・マイナス 岩橋さんによるSNSでの暴露事件。

　ついに契約解消となってしまったが…。

　吉本側としては

何やらかしとんねん！
お前みたいなのはクビじゃ…クビ！！

　だし、岩橋さん側としては

おー、辞めたら！
こっちから願い下げじゃ！
清々するわ！

　の売り言葉に買い言葉だったと思う。
　現場の空気感として。
　まぁおそらく、岩橋さん側から「吉本、辞めたるわ！」って言い出したんだろうな…と思ったら、やっぱりそうだった。


　そんな岩橋さんと言えば「やるなと言われるたことをやってしまう芸」というのを持ち合わせていた。
　例えば「顎を鳴らすな！」と言われると、どうしても顎を鳴らさずにいられなくなる…とか。

　この「禁止されていることをやってしまう」のが、実は【強迫性障害】だった…ということを過去にTwitter（現・X）で公表していたらしい。


　で…。
　その「やるな」と言われていたことをやってしまう精神疾患持ちの岩橋さんだが。
　今回の吉本退社へと至る「そもそものキッカケ」は、SNSへの制作会社社長のパワハラ騒動投稿だった。

　これが約5年前の出来事らしいが…。
　個人的には

「やるな（＝言ってはいけない）」と言われていた（思っていた）パワハラ事件を5年越しに告発した理由トリガーは何だったんだろう？

　というのが非常に気になる。

　だって、（強迫性障害がありながら）5年間も（告発を）我慢していたんだよ？
　それが急に堰を切ったように爆弾を投下し続け…。
　何が岩橋さんを

無敵の芸人


　へと追い込むキッカケとなったんだろう？

　京アニに放火した犯人は「自分が投稿した小説をパクられたと思い許せなかった」が事件を起こしたトリガーだった。

　吉本の人気芸人というポジションを捨ててまで…。
　数百万円の月収を捨ててまで…。
　何が岩橋さんを「ガーシー化」させたんだろう？


　個人的に思うのは…。

松本さんの件で浜田さんが「可哀想」「戻ってくるまで頑張って！」という空気になっていたのがトリガーになったのでは？

　と感じた。
　だって、岩橋さんとしては

浜田さん…俺がパワハラ受けてた時に笑っていたじゃない？
酷いよ…。
そんな人が「可哀想」なわけないじゃない！！

　という思いがあって、我慢ができなくなっちゃったんではないかな…と。

　一方の真木よう子さんと中島裕翔さんへのエアガン投稿に関しては、確かに名誉毀損にあたるから吉本は形相を変えたんだと思う。
　例えそうした行為が事実だったとしても、写真や病院での診断書など「客観的な証拠」が無ければ裁判に訴えられたら負けるから。

　ただ、吉本の系列制作会社の社長のパワハラ疑惑については、社内できちんと調査し適正な判断を下してあげるべきだったんじゃないのかな…とは思う。

　まぁ、吉本の「枷」が無くなって、だいぶ発言しやすくなっていると思うので、社長への告発やら、芸能界の闇の暴露やら…。
　岩橋さんの今後の行く末が気になった人は「X」をチェックしてみるのも。




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