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さらば!? チゲ味噌ラーメン

 『日高屋』の冬季限定メニュー「チゲ味噌ラーメン」
 俺はこのラーメンが大大大好きで、寒い季節に発売されるたび(最低でも)週1で食べてきた。

 が!!
 今季、「チゲ味噌ラーメン」は3杯しか食べていない。
 なぜか?
 その理由は…

「不味くなってる」


 と感じたからだ。


 まず、今季に発売開始され数日して待望の1杯目を食べたが…

「あれ??」

 となった。
 なんか…思っていたより味がない。

 「もしかしたらオペレーションが下手な人だったのかな?」と思い、店舗を変えて2杯目。

「あれれ??」

 やっぱりダメだ。
 超不味くはないが、ちっとも美味くない。

2024年1月

 そして先日、さらに別な店舗で3杯目を食べて確信した。

「味を落としたな…(泣)」

 と。
 俺の知り合いの社長さんからも「山川さんが美味しいっていうから初めて食べてみたら、スープが”お湯”だったぞ!?」と大クレームが入ったぐらいだ。
 違うんです…昨年度までのチゲ味噌は本当に美味かったんです…。


 今回、味が落ちているな…と感じたところ。
 まず”具材の量と質”が違う気がした。
 1つ目は使われている卵の量。

 以下の写真は1〜2年前の「チゲ味噌ラーメン」だが…。

2022年12月
2023年2月

 昨年度までは卵を2個分ぐらい使っているけど、今年度は1個に減らしたか??
 あと卵もそうだが、白菜の量が違う気がした。
 絶対に昨年度までの方が多い(と感じる)。

 そして、問題なのは【スープ】だ。
 味噌の濃度が圧倒的に違う。
 昨年度までの「チゲ味噌ラーメン」を《100》とした場合、《50〜60》…いや、下手すりゃ《40》ぐらいのレベルで薄い。
 ”チゲ味噌”じゃなく”チゲ味噌ラーメン”になっている。
 マジでどうしちゃったんだ?(泣)
 オジサンは悲しい。


 2019年頃までは”麺大盛り”が610円で食えた。
 2020年の新型コロナを経て630円に値上がり。
 2021年には640円になり…。

 さらなる衝撃が走ったのは、2022年4月に【モリモリサービス券】が廃止されてしまい、大盛り分の料金がかかるようになってしまったこと。

 麺の大盛り料金の負担はかなりデカかった……。
 そのため、2022年の10月は(麺大盛りの)価格が720円と一気に跳ね上がった。

 そして、2023年の秋に発売された「チゲ味噌ラーメン」は760円に…。
 (690円 + 大盛り70円)

 コロナ禍を経て…さらにウクライナ戦争を経て…。
 食材や人件費の高騰などが重なり続けた日本。
 大手企業の体力をもってしても値上げ分を補填できなかったため、お客さんに値上げ分の負担を求めた……までは許せるとしよう。
 美味しい「チゲ味噌ラーメン」を食べるために仕方のない値上げだと思う。

 が!!
 味を落としてしまっては元も子もない。
 同じぐらいのだったら、量は少ないけど近所の美味しい「昆布ラーメン」を食べに行くし…。
 3店舗巡って3店舗いずれも「味が落ちている…」と感じるのだから、オペレーションではなく、材料や調味料を減らしているのは間違いないと思う。
 「いえいえ、昨年度と同じ材料を使ってますって!」と企業側は弁明するかもしれないが、俺が「味が落ちた(=不味い)」と感じてしまったんだから、この意思決定ばかりは覆りようがない。


 春に発売が終わり、夏を経て2024年10月〜11月頃にまた発売開始されるであろう「チゲ味噌ラーメン」。
 この秋のラーメンを食べて不味かったら、もう二度と「チゲ味噌ラーメン」は頼まないと思う。

 味を落とすぐらいなら、まだ価格に上乗せしてくれた方が良かった。
 「チゲ味噌ラーメン」の大ファンとして本当に残念すぎる。




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