見出し画像

【やっちゃんねる】 vs 【きよたん】

 自分の人生(生き様)を動画のネタにして日銭を稼ぐ【人生系YouTuber】
 気になる「二大巨頭」についてツラツラと私見を。

 以前はチャンネルを登録して視聴していたが、昨年末に登録解除。
 今は時々チャンネルのトップページを眺めて”経過観察”する程度のやっちゃんねる氏。

 かたや、継続視聴はしているものの、最近は「ちょっと、どうなんだろ?」と思う映像が連発しているため、登録を解除するかどうか迷っているきよたん氏。

 2人に共通するのは

「元・工場勤務の派遣社員」
「2020年、コロナ禍の動画需要でヒット」
「現在は専業YouTuber」
「独身」

 そして……

「以前に比べてチャンネル視聴回数が減っている」

 ことだろう。
 さらに言えば

「自分に都合の悪いコメントは削除(&ブロック)」
「(結果)アンチが激増」
5ちゃんねるにアンチスレッドが立つ」

 なところも一緒(苦笑)。

 2人ともラッキー・ボーイと言えばラッキー・ボーイだ。
 昨年から続くコロナ禍で巣ごもり需要が増していった中、すでにYouTubeチャンネルを始めていたことから注目を集めるキッカケができ、やっちゃんねる氏に至っては「ぼっち」というワードが中川翔子さんに注目されたことで登録者が爆増!
 一時は月収100万円以上(推定)叩き出すチャンネルに成長していった。

 きよたん氏もコロナ以前は月5万円程度だったYouTube収益が、4倍の20万円になった…と最近公開した収支報告の動画で告白している。

 しかし……。
 2人ともにそれぞれ「やらかし」をしてしまい、現在は最盛期の数分の1にまで視聴回数が落ち込んでいる。

 やっちゃんねる氏の「やらかし」は、以前にnoteに書いた通り。

 生配信で視聴者とモメ、その後も自分に都合の悪いユーザーを熱狂的信者ぐるみで攻撃しまくったことから【アンチ】が急増し低評価が乱発。
 シナジー効果を生むはずだったSNS(ツイッター)は荒れに荒れ、現在も非公開の状態が続いている。

 対するきよたん氏は…特に目立った「やらかし」はしていないが、地味ぃ〜に色々やっちゃっているようで…。

「日常の食事を経費計上が出来ない旨を指摘されブロック」
「肉食を指摘されブロック」
「店内の無許可撮影を指摘されブロック」

 という感じの報告を見かけた。
 コツコツとチャンネル登録者を増やしてきたが、同時に自分に都合の悪い発言を潰してきたことでコツコツと【アンチ】も増やしてきた模様だ。
 (やっちゃんねる氏が没落していった経緯と似てる…)

 さらにさらに…2人に共通していることでタチが悪いのは

「自分はアンチから攻撃を受けている被害者だと思っている」

 こと。
 そもそも、道交法違反を指摘されてブロックしたり、不適切と思われる確定申告を指摘されてブロックしたりとか…おかしくない?
 耳の痛い話ではあるかもしれないが、誹謗中傷でもないしさ。
 むしろ「ご指摘ありがとうございます。以後は注意します。」的な感謝の意を表してもいいぐらいの助言のはず。
 それを【アンチ】だ【嫉妬】だと騒ぎ立てるのは…客観的に見ている身からすればおかしいと思うんだが…。
 きよたん氏…「僕、基本的に肉は食べないんですけど」と言っておきながら、バクバクと肉の入った餃子やラーメン食ってるのって…確かに考えると意味が分からない。
 だったら、最初から「肉は食べない」発言をしなれけばいいだけの話。
 自分で編集していて、そこの矛盾に気付かないのかな?

 そんなこんなの2人だが、ここにきて人生系YouTuberのシンクロニシティというか…。
 再生回数が減ったことからか、2人とも”新たなチャレンジ”の動画を配信し始めたわけで…。

やっちゃんねる氏 → 婚活
きよたん氏 → 資格取得

 といった感じで。

 まず、、婚活…ねぇ。
 【独身・ぼっち】が考えそうな企画だが。
 ただ「本気の婚活」と言いながら、個人的に彼から全く本気度を感じない。
 だって…

月収・数十万円程度の専業YouTuberに女性は”将来性”を期待しないだろ

 ってところ(笑)。
 やっちゃんねる氏、全く就職する気が無いよね?
 女性側からすれば、お見合いでやってきた47歳の男が

女「ご職業は?」
や「(今は)専業YouTuberです」
女「はぁ……(YouTuber!?)

 ってならぬか? 絶対に思うよね? 俺は思う。
 チャンネル登録解除前…最後の方に見た動画で「広報のお手伝いをしている」的なことを言っていたような記憶もあるが、それ本業か副業で押し出してる?
 (最近、動画見てないのでお見合いの時の職業を何て語っているか、詳細は不明だが)
 少なくても正社員として就職したのなら動画にアップされるはずだから、それが無いってことは(MAXで考えて)契約社員ってところ?
 まぁいくら稼いでいるのか知らないが、再生回数が落ちてきている中で、俺が女性だったら飲み友達としてならいいけど、やっちゃねる氏を結婚相手に選ぶには…かなり厳しいかもって思う。
 まだ20代とかだったら「マジでYouTuber? 稼げるの? 何か面白そう! ちょっと付き合ってみようかな!?」って思えるかもしれないが、40代の専業YouTuberは…さすがに将来の伴侶のプロフィールとしては厳しくないか?
 本気で婚活を考えるなら、動画作るんじゃなくて相手が不安に感じるであろう「安定収入」の部分を何とかするのが先だと思うんだけどな〜。

 という理由から、俺はやっちゃんねる氏の「本気の婚活」に本気を感じられない。
 ネタとして「婚活」を利用しているだけだと推察。
 女性側からすればたまったもんじゃないよね。
 40代の男性を相手にするってことは…わりとガチで差し迫って登録している中で「YouTubeのネタにしま〜す」みたいな参加者が乱入してくるの。
 さらに、動画の中で「スーツ購入の”元”を取らないと」みたいな発言をしていたらしい。
 ……どうしたらそういう考えに至るのよ?
 婚活で「かけたお金の元を取る」って??
 そんな気分でお見合いに挑むのは相手に失礼極まりなくないか?

 一方のきよたん氏の資格取得企画も「一体、何してんすか?」って感じ。
 通常、資格を取得する場合って「仕事柄必要」や「就職するのに有利だから」という「目的(動機)」があるはずだが、きよたん氏は「とりあえず暇なんで資格を取る」という感じで…そこに「目的」をまるで感じられない。
 「大型免許? クレーン? ってことはトラックの運転手とか工事現場の会社に就職を考えているの?」と思うかもしれないが、本人は「北関東No.2のYouTuber」や「小銭稼ぎYouTuber」を名乗るなど、まるで再就職のことは考えていない様子だ。

 ここでも2人に共通しているように感じるのが、漫画『機動警察パトレイバー』の後藤隊長が、シャフト・内海を表す言葉として使った…

手段のために目的を選んでいない

 というセリフ。
 やっちゃんねる氏の場合、「再婚」という【目的】ではなく「婚活(=動画のコンテンツ確保)」という【手段】が先に来ているし。
 きょたん氏の場合も、「再就職」という【目的】ではなく「資格取得(=動画のコンテンツ確保)」という【手段】が先に来ている。
 結局、考えているのが

YouTubeで収益を上げること

 にたどり着く気がした。
 再婚よりもYouTube、再就職よりもYouTubeっていう…。
 2人とも「YouTubeの再生回数の悪魔」に取り憑かれているように感じるな〜。
 つまりは!

【金】

 への執着心か。

 でも、分かるよ〜。
 同じ「フリーランス」として。
 働く場所も自由、結果さえ出せば起きる時間も自由…。
 一度、この自堕落生活をしちゃうと「毎朝7時に起床! 8時@分の電車に乗って通勤!17時に退勤!」という週5勤務ルーティンはキツく感じるもん(苦笑)。
 許されるなら…

自分の好きな時間に起きて、好きな場所で、人間関係の煩わしさも無く、好きな仕事(動画編集)をするだけで数十万円〜100万円以上が口座に振り込まれてくる!!

 生活をずっとダラダラ続けていたいもんねぇ…。

 でも『専業YouTuber』ってことはHIKAKINやヒカルを始め、宮迫博之、江頭2:50らと「同じ土俵で勝負していく」ってことでしょ?
 その勝負するコンテンツが「婚活」・「キャンプ」やら「資格取得」って企画だけじゃ…そりゃ再生回数伸び悩むわ。
 しかも、2人とも「テレビや雑誌などのメディアで名の知られている有名人」じゃないから、ブームが去ったらそりゃ飽きられるよ。

 改めて思うに。
 【人生系YouTuber】は、その人の人生に共感するからこそファンが付いてくるわけだよね。
 (以前は)派遣という不安定な身分で、工場勤務をして毎日クタクタになる生活を送りながらも、キャンプで楽しんだり、自炊したり、筋トレに励んだりする40代のぼっち…というオジサンの愛らしい姿に視聴者は共感していたわけで。

 それが、ちょっとまとまったお金が入るようになったものだからって『専業YouTuber』へシフトした途端に「稼げなくなった」や「再生回数が減ってショック」など嘆くとは。。
 それまで下からヘコヘコしていたのが、金を稼いで自信をつけた途端に(音声メディアでビジネス系インフルエンサー気取りするなど)急に上から目線になれば、そりゃ従来のファンも戸惑うよ。
 何か、言ってることとやっていることが色々とズレてやしないだろうか?

 ……ってのが、外野が勝手に思う2人の印象。

 巣ごもりでの動画需要が一段落したことで、やっちゃねる氏・きよたん氏のみならず、2020年に参入した一流芸能人たちの再生回数が全体的に落ちているらしい。

 そんな中で1動画あたり10万回もいかないような動画をアップし続けるYouTuberで老後を迎えるのは…若干厳しいと思うな。
 早く「本業」を見つけた方がいいと思う。

 まぁ…「副業」としてのYouTube収益は超おいしいから、ソッチで頑張ればいいんじゃない!?(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?