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こんにちは。
ライフコンサルタントの伊藤峻です。

皆さんは心軽やかに、ストレスを抱えずに心から笑えているでしょうか。

この記事を読むあなたの顔は直接見えませんが、あなたの人生で役に立つ情報を届け、あなたが心からの笑顔で笑えるように、また1つ考えて情報を書き記していこうと思います。

今回は、INFJさんが遭遇しやすい『ドアスラム』について考えていこうと思います。

INFJと調べるとよく『ドアスラム』という単語に遭遇します。

そして同時に、どうして他のMBTIタイプで調べても、なぜドアスラムという単語がヒットしないのかが、疑問になります。

ですので、ドアスラムの本質とINFJさんを考えて見ると、本質を捉えつつINFJさんがやらなければいけない事が見えるのではと思い、書いています。

もしよければ、お付き合いください。


1.ドアスラムとは一体?

ドアスラムとは『Door/扉』+『Slam/〜を強く叩きつける』という2つの言葉で作られた造語であり、まるで扉を叩きつける様に、急に人間関係を断つという意味で使われている言葉みたいです。

基本的に、誰でも人間関係に疲れた時に、そっと心の扉を閉じる事はあります。一般的に心の扉を閉めた相手に対して行う行動としては、

●相手への連絡頻度を下げたり、この人に使う時間は1日10分と制限をかける。

●相手に伝える情報と言葉を減らし、不要な自己開示をしない様に心がける。

●相手と必要以外の時間を過ごさない。

という事だと思います。

しかし、INFJさんが心の扉を閉じる時は、周囲の方々と比べてより感情的で、突発的だからこそ、『ドアスラム』と言われていると思います。

例えば、INFJさんが心の扉を閉めた相手に行う行動としては、

●相手と連絡が取れるアカウントを消し、一切の連絡を断つ。

●何の前触れなく、相手の視界から物理的に消える。

●『あなたと距離を取りたいです。』という匂わせがなく、ある日突然、一瞬で関係を切る。

この様なことになると思います。

それをされた立場としては、一体何が起こっているのかが分からず、急に関係を切られた事から、困惑するのかも知れません。

一般的には徐々に関係を切るという選択になりますが、INFJさんは一瞬で関係を切りやすい傾向にあり、『INFJはドラスラムをしやすい。』という言葉が出来上がっているのかと思います。

2.扉とドアクローザーの関係性

まず、INFJさんとドアスラムの関係を考えていくのであれば、ドアとドアクローザーの関係性について知らなければ、本質に辿り着く事が出来ないと考えています。

ドアで例えている以上、ドアを知らなければ、ドアに小指を挟む事は、目に見えているからです。(※あれ、本当に痛いですよね。

基本的に、物理的な扉の役割というのは、

●敷地内で、外部と生活空間を分ける役割

●敷地内で、物理的に私有地に入れる人や物を分ける役割

という、この2つの役割が存在していると思います。

扉の概念としては、

●あなたが持つ感情、思考、情報を、どこまであなた以外の方に共有するか

●相手が伝える感情、思考、情報を、どこまであなたが受け入れるか

これらを出したり、取り入れたりする為の窓口というものになります。

ドアクローザーの基本的な役割としては、

ちなみに、こちらがドアクローザーさんです。

●扉の開け閉めを自然に、音が立たないように衝撃を緩和する

●扉の開け閉めをする際に、扉やドア枠の劣化を軽減する

ドアクローザーの概念としては、

●周囲にが迷惑せず、波風が立たない様にそっと心の扉を閉じる

●あなた自身の価値観や考え、心が傷つかない様に、優しく守る

この様に、周囲の方々と波風が立たない様にしたり、あなた自身の価値観や境界線を保護する役割になります。

一般的には、相手の考えや価値観、言動を受け入れるか受け入れないか(ドアを開けること)は個人で決めるものですが、INFJさんは何かと平和主義で優しい為、必要以上に相手の意見や考えを取り入れてしまう(ドアを開け続けてしまうこと)が多いのではないかと思います。

加えて、周囲の方々と波風が立たない様にゆっくりと扉を閉めるドアクローザーの機能に不具合が生じており、INFJさんの心がストレスに耐えきれなくなった瞬間、人間関係を一瞬で切るという事が発生すると思います。

そして心の扉を閉めた行為が、大きな音と振動で周りに伝わるからこそ、『ドアスラム』と呼ばれているのだと思います。

3.INFJさんがドアスラムしない為に必要な事

INFJさんがドアスラムしやすくなる原因としては、

①基本的にお人好しな為、基本的に友人や職場関係の仲を取り持つ為に、必要以上に扉を開き、相手を受け入れ続けてしまう。(扉を開いている状態)

②周囲の方が不快に思わないように、自然と心の扉を閉める機能が上手く働いていない(ドアクローザーが機能していない状態)

ということが考えられます。

それでは一体どうすればINFJさんがドアスラムしない様に、上手く生きていけるかという事を考えてみると、

①心の扉を適切に閉め、相手は相手、自分は自分という風に線引をする。(扉は基本的に閉めておく状態)

②何を受け取り、何を受け取らないかを意識的に決める。人間関係でドアスラムが起きやすいのであれば、問題がある方と接する時は心の扉は隙間程度で開く。(ドアクローザーが機能してないのであれば、心の扉を開く角度を自分で調整する)

これを徹底して行なっていくと、INFJさんはドアスラムすることなく、人間関係を割り切って楽に生きていくことが出来るのではと思います。

相手の事を考え、周囲の方々を考える優しさと配慮はとても美徳であり、多くの方が基本的に持っている、

●優しくされたい、分かって貰いたい、話を聞いて貰いたい

という欲求を満たすことが出来るものです。

しかし、ずっと扉を開き続けている状態では、あなたにとって良いものだけでなく、ストレスになる悪いものも受け入れてしまう状況になります。

ストレスが溜まり続けた結果、それをこれ以上受け入れない為に扉を閉めるドアスラムという選択をしてしまいますが、あなたの心に残っているのは、ストレスになることが多く残っている状態になります。

ですので、どこまで受け入れて、どこまで受け入れないかをしっかりと自分の意志でコントロールする事が、ドアスラムしやすいINFJさんにとって必要な事だと思います。

ライフコンサルタント
伊藤峻