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【ラグタイムの風景】Stride奏法で織りなす4つのRagtime曲


最初にお断り 「下手です!」

この記事の後ろの方に、4曲Youtube動画をご披露しています。 
ピアノは還暦から始め、我流ですので本当に下手です。 同じ曲を毎日2年弾いてやっと(後述の動画)のレベルです。 ご容赦下さい。

Ragtimeとは?

映画 The Sting(1973年)で有名になった "*1 The Entertainer*”というピアノ曲に代表される音楽ジャンルです。
19世紀後半 から20世紀初頭 にかけて、黒人のダンスの伴奏音楽や、酒場で黒人が演奏したピアノ音楽が起源であり、白人の客に受けのいいマーチなどの西洋音楽に黒人独特のノリが加わり、*2 シンコペーションを強調した初の軽音楽になりました。

*1 "The Entertainer" はScott Joplinというアフリカ系アメリカ人の作曲です。
*2 Syncopation シンコペーション : 音楽で、強い拍と弱い拍の位置を変えて、リズムに変化を与えること。また、その技法

Stride奏法とは?

Stride (ストライド)とは、『またぐ』という意味です。
右手はメロディーを弾きますが、左手でベース音とそれよりオクターブ以上高いコードを交互に弾く奏法で、左手の伴奏形のことです。
左手でベースノートの1、3拍と2、4拍をオクターブまたいで演奏します。
左手が右手の上をまたぐこともあり、Strideの名前がつきました。

私がRagtime曲をStride奏法で弾くことが好きな理由

私は、21歳の時に初めてアメリカ合衆国の Michigan州に招待されたBoy Scoutのキャンプ場の、300人ほど入れる大きな食堂に、グランドピアノが置いてあり、そこでStride奏法の曲を教えてもらったことが始まりです。
ピアノは習ったことが無かったのですが、自宅にはUpright Pianoがあったこともあり、我流で弾いていました。
還暦まじかになり、Scott Joplinの楽譜をネットで仕入れて、練習して、4曲弾けるようになりました。

Maple Leaf Rag 「カエデの葉のラグ」

Scott Joplinの作品の中でも有名なもので、Original Ragに次ぐ2作目

12th Street Rag 「12番街のラグ」

1914年にユーディ・L・ボウマン(Euday L. Bowman)が作曲したラグタイム曲。曲名はボウマンが出演していたカンザスシティの盛り場「12番街」から採られている。

Do you know what it means to Miss NewOrleans 「懐かしのニューオリンズ」

1947年に、"New Orleans"という映画で演奏された、 Eddie DeLange and Louis Alterが作曲したラグタイム曲。 Louis Armstrong トランペット演奏、Billie Holidayが歌った。

You've got a friend in me 「君はともだち」

ランディ・ニューマンによる楽曲。1995年のアニメーション映画『トイ・ストーリー』の主題歌として書かれ、その後続編の『トイ・ストーリー2』(1999年)、『トイ・ストーリー3』(2010年)、『トイ・ストーリー4』(2019年)でも使われた。第68回アカデミー賞歌曲賞及び第53回ゴールデングローブ賞主題歌賞にノミネートされた。

まとめ

我流で下手ですが、Syncopationのリズムで、左手はStride奏法で弾くRagtime曲がなぜか、とても好きです。 好きなので弾いていても楽しく、同じ曲を何度でも弾いています。 
今回は、下手なピアノを聞いていただき有難うございました。

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