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【日記】続・コモンセンスがバグってる!

 出来る出来ないのコモンセンスがバグってるなという話をちょっと前にしました。もしかしたら、自分を基準にして「そのくらい簡単だろう」を押し付ける暴力をしていたかもしれないと反省と後悔のようなことをしてみたわけです。

 で、まぁ薄々気づいているんですが、もしかして何を面白いと思うかのコモンセンスもバグっているんじゃないか…と思う今日この頃でございます。
 何せ、すべらない(つもりの)エピソードトークをしてガッツリ滑る始末。生徒曰く「話の持って行き方が下手やねんな。」と。まぁそんなことはいいんです、そんなことは。
 先日M-1グランプリを見ていたらダイヤモンドというコンビが出ていて、思ったんですよね、面白い(interesting)なって。

 「あ、レトロニムだ!これ。ある言葉の意味が時代とともに拡張された、あるいは変化した場合に、古い意味の範囲を特定的に表すために後から考案された言葉、そうレトロニムだ!日本語に訳すなら再命名。レトロニムだ!」
「いやはやレトロニムを、ネタに入れ込むなんてやるじゃないか。面白い(interesting)なぁ。あーなるほど、そうきたかー。」
 ただ、惜しいのは決して面白く(funny)はなく思いっきりスベってることなんですよね。自分はは楽しめましたよ。でも、一般ウケはしていない…。というか自分は笑っていたわけではなく、そういう現象を「レトロニム」と言うということを知っていて、なるほどそう来たかと楽しめたわけであって…。まあこれも一つの教養でしょうか。
 こういうものがあるって知っていると、普通に生活していても、あ、これレトロニムだなぁとか思うわけです。以前もある時、同僚の国語の先生との会話の中で「昼マック」が出ると、「あ、それレトロニムですね。「朝マック」が出てきたから、そうではない元々のマックをそれと区別するための表現ですよね。あ、これ正確にはマクドナルドの商品だから、換喩表現でもありますね。」みたいなことを言って、何を言っているんだ、こいつは?というような顔をされました。あ、面白くない?またやってしまったか。
 こういうのを面白がる人もいるのですが、やはり多くはない印象です。自分はこういうのを面白いと思うんだけど、この感覚はコモンセンスじゃないんだなと反省(?)をする次第でございます。

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