カルロスヴィニシウスが選ばれなかった理由

理由は簡単に言うとロチェルソが不在だったからだ。

ロチェルソがいたらこのようにしていたはず。

彼の不在によりまずどのように考えたかというと、
エンドンベレをより前で使いたい
である。

そこでウィンクスとシソコどちらを選ぶか迫られるわけだが、エンドンベレをより前で使いたいのにシソコを選ぶとビルドアップの部分で苦労するのでエンドンベレが降りなければいけなくなる。
ケインだと一人で背負いながら反転しパスを出すこともできるがカルロスヴィニシウスには難しい。背負いながらポストプレーはできるが味方が近くにいなければならない。
なので守備のリスク覚悟でシソコではなくウィンクスを選んだ。最近調子が上向きなこともあって。

じゃあこのようにすればいいじゃないかとなるが、
これだとボールを奪うことがかなり難しくなってしまう。
ソニーが守備に追われて、カルロスヴィニシウスが前線で一人で孤立するのが目に見えている。


そこでソニーを前にして、よりアグレッシブでボールを奪うことも、前線と後方を繋ぐことができるリンクマン、ラメラを選んだ。

その思考でこのようなフォーメーションに至った。


そして最後の交代カードだがこれは最初から、追いかける展開ならベイルを使うと最初から決めていたように思う。


ウィコム戦で復活の片鱗を見せてくれたが、90分のフル出場をしているためそんなに長い時間は使えないという判断で10分ならいけるということだったのだろう。


もしロチェルソがいたら、ベイルがもう少し長い時間起用することができたのならば違う展開になっていたのかもしれない。

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