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受験生へ、大学受験とはPS(ポストシーズン)だ。

そろソロカです。年が明け、風がひんやりと冷たくヒリヒリとするような寒い日が続くようになりました。MLBもプロ野球もJリーグもオフシーズンとなり、毎朝に選手の移籍情報をチェックするような習慣がついている人が多いのではないでしょうか。長期休暇に入った私はチェックをしては二度寝する怠惰な生活になるのは避けたいと思っております。MLBでは、大谷と山本由伸のドジャース行きが決定し、ドジャースファンは寒さを忘れているだろうと思いますが、我々他球団のファンはさらに寒くなりました。まだまだこれから熱いストーブリーグが繰り広げられることに期待です。

 さて、私はこのヒンヤリとした風を受けると必ず思うことがあります。それは、大学受験です。1月13日、14日には共通テストがあり、その後1〜2ヶ月間は私立大学の試験から始まり、国公立の試験が行われます。自分は昨年の受験生であり、今年の春から一橋大学に通っています。個人的には大学受験にかなり力を入れて取り組んだからこそ、あれから1年か…と思いを馳せてしまうのです。そんな大学受験を今振り返ると、MLBファンの自分からするとふと思ったことがあるのです。それは、大学受験はPSのようなものだ。と。何言ってるんだと思われても仕方がありませんが、思いついてしまったので書くことにしました。エンタメとして読んでもらえたら幸いです。そして、この記事を受験生が読んでくれているとはあまり思えないですが、読んでくれている受験生への少しでも励みになればなと思っております。

大学受験がPSのようであると言える理由
・現役生の勢いとWC組の勢い
・浪人生の模試での強さとRSの圧倒的覇者
・時に運が結果を左右する
・リング(合格)を手に入れた時の喜び

この先、模試の成績をRSの成績に、試験本番の成績をPSの成績に例えて話をしていきます。

1.現役生の勢いとWC組の勢い
現役生はPSでいうところのWC組だと思っています。現役生は、浪人生と比べるとどうしても時間的な問題により、模試で良い成績を残しにくいです。しかし、現役生は秋以降に成績の伸びが著しくなる傾向にあります。今まで部活や学校行事で忙しかった現役生が夏休みに勉強に集中した成果が出るからです。コンテンダーとして狂ったようにTDLで補強したチームが躍進するかのように勢いがあります。かといって、諦める現役生もいます。志望校を下げたり、国公立志望から私立志望に変更したりと、現役生にも船を降りる人は多数出てきます。船降り受験生はTDLの売り手のように来年以降のことを考え始めます。もちろん、浪人生にもそういう人が多く出ますけどね。まあ例え話なので今回は細かいところは無視します(笑)。とにかく、模試である程度の成績を残し、かつ継続して勉強を続けた現役生は本番までにぐんぐんと伸びていきます。本番には、そう…イカれたファンを背中に堂々とPSを戦い抜くフィリーズのように、力を発揮するのです。(ブレーブスファンの自分にとってはトラウマです。)

2.浪人生とRSの圧倒的覇者
浪人生は、前年も受験を経験している人がほとんどであり、また自分の勉強ができる時間が山ほどあるため、しっかりと取り組んでいる人は春から夏にかけての模試でかなり良い判定が出る傾向にあります。浪人生の模試での強さはまるで近年のブレーブスやドジャースのレギュラーシーズンでの強さのようです。しかし、ここで油断してはいけません。先ほども述べたように、現役生が秋以降徐々に模試で結果を残すようになり、春夏と比べると浪人生は良い判定が取りづらくなる人が多くなります。模試の結果に満足していた浪人生は本番で足元をすくわれるでしょう。今シーズンのブレーブスとドジャースのPSはどうでしたか? はい、あっけなくDSで敗退しましたね。別に油断していた訳ではありませんが、結果は良くなかったですよね。実際、浪人生の第一志望合格率は高くありません。それでも油断せず自分と向き合う浪人生は本番でも強いはずです。それは近年RSもPS安定して勝ち続けているアストロズのような強さでしょう。

3.時に運が左右する
どれだけ模試の結果が良くても、本番で点数を取ることができなければ合格は出来ません。そして、本番は1回しかありません。当日に体調が優れなかったり、思わぬアクシデントに巻き込まれたり、問題との相性が良くなかったり…と想定外のことが起きる可能性は捨てきれません。もちろんこれらは万全の準備をしていればそう簡単には起こらないと思いますが、いくら準備してもどうしようもならない部分もあります。最後は実力も運も味方につけた人たちが合格するというある意味残酷な世界なのです。PSでも、短期決戦である分、RSよりも運の要素が強いと感じられる部分が多々あります。選手のコンディションや怪我、審判の判定、流れなどの影響を強く受けます。これらを全て運で片付けることは間違いだとは思いますが、運の要素もあることは否定できない気がします。いずれにせよ、可能な限り万全な準備をして挑むことが大切ですね。

4.合格を勝ち取る喜びとリングを手にする喜び
 頑張り続けてきた努力が実を結び、第一志望の大学に合格した時の喜びは格別です。自分も努力と言えるか分からないですが、自分なりに頑張ってきたため、自分の受験番号が合格者一覧に載っていたのを見た時は胸が熱くなり、思わず叫んでしまいました。そして何より、支えてくれた家族や学校や塾の先生、一緒に頑張った友達に報告して喜んでもらえた時が1番嬉しかったです。これを読んでくれている受験生がいれば、是非この喜びを味わってほしいです。MLBのチーム、選手、ファンの大きな目標は、世界一を達成し、リングを手に入れることです。それが実現した時には多くの選手が泣きながら喜んだり、満面の笑みを浮かべていたり、と万感の思いに包まれます。ファンもまた最高の気分を味わえます。2年前にブレーブスが世界一になった時には、自分もテレビの前で暴れながら喜びました。これもまた、格別であります。規模の大きさは全く違うかもしれませんが、2つとも大きな目標があり、達成した時にはこの上ない喜びを感じられるという点で共通していると言えます。

まとめ
いかがでしたか?かなり無理矢理こじつけたところもあり、分かりにくかったかもしれませんが、なんとなく言いたいことが伝わっていれば幸いです。浪人経験のない自分が浪人を語ってしまったこと、受験生の不安を煽るような内容に感じさせてしまっていたらすみません。

結論として、大学受験はPSなのだ。
ということにしておきましょう。

そして最後に今年の受験生へ応援を送って締めたいと思います。これを伝えたかったというのが、このnoteを書いた1番の理由と言っても過言ではありません。
受験生は、志望校合格のためにたくさんの準備をしてきたと思います。時には嫌になった日もあるでしょう。自分に腹が立った時もあるでしょう。周りに迷惑をかけた人もいるかもしれません。逆になんの困難も感じずにここまで来れた人もいるかもしれません。様々な人がいると思いますが、最後まで堂々とやり抜いてほしいです。正直受験は全員が幸せになるような甘い世界ではありません。当日の出来次第で今後の生活が決まりますし、これまでやってきたことの答え合わせがされるような気がします。でも受験勉強は過程が大事なのです。結果以上に過程が大事だと思います。1つの目標に向かって最後まで頑張ったという経験は必ず今後に活かされます。そして、たとえ結果が満足いくものでなかったとしても、それはこれまでの努力を否定するものではありません。余力があれば後悔するかもしれませんが、やり抜いた人にはまた新たなチャンスが生まれるはずです。だから最後まで全力で頑張ってください。そして、家族や先生など、これまでお世話になった人への感謝の気持ちを忘れずに全力で挑んできてください。本番は周りの人を見下すかのような気分でいると良いですよ。こんなnoteを読んでいる受験生はいないかもしれませんが、健闘を祈っております。ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。              そろソロカ

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