マガジンのカバー画像

「ブランディング・シンキング:論理的思考と感性の融合」

ブランディング(ブランド戦略)とは、未来やマーケティングの視点を加味したビジネス及び経営戦略であり「ロジカルシンキング」と「デザインシンキング」を往復し、企業やブランドの「方向性… もっと読む
なんらかのクリエイティブについて関係する、経営者/デザイナー/ディレクターやマネージャーに向けて、… もっと詳しく
¥500 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#artlessinc

p5 - ブランディングとブランドデザイン思考

最近、少し描いてみたいなと考えていることが、デザイナーではない人のための(非デザイナーのための)ブランディングとブランドデザイン思考です。包括的な視野や俯瞰した視野でプロジェクトを見る、考えることの必要性という意味では、様々なカテゴリーのデザイナーにも必要だと思うんですが、デザイナー以外のビジネスパーソンや仕事を発注するクライアント側、営業、プロデューサーやプロジェクトマネージャーなど。様々な非デザイナーにとっても必要となる思考法なんじゃないだろうかと考えています。 そんな

p4 - プロジェクトとの出逢い方

プロジェクトとの出逢い方 プロジェクトとの出逢い方は、いろいろありますが、基本的には、僕は営業するという行為は好きではありません。営業ではなく、ご挨拶として、自分のデザインやスタンス、考え方を伝え、共感のより生まれる、クライアントとデザイナーがフラットな関係であることから出来上がる共同作品のようなものとして仕事をしたいと考えているからです。上下関係なく、共によりよい新しい何かを作る仲間として仕事をしたいと思うのです。 また、たくさんの偶然の連続が重なり、一つのプロジェクトと

p3 - ブランド・ネーミングとロゴデザイン

「ブランド・ネーミングとロゴデザインを同時に考える」 前回、僕の会社である artless Inc. という企業名についての由来とネーミングの方法について書きましたが、前回、話が長くなってしまったので、今回でクライアントワークとしてのブランドネーミングの付け方や決まり方について書きたいと思います。 僕の場合は、デザイナーですし、視覚的デザインがリードするブランディングスタイルでもあるので、僕独自のネーミングの辿り着き方やロゴなどのデザインの見つけ方があるんじゃないかと思って

p2 - ネーミング(artless Inc.)

artless という名前の意味 いいネーミングをつけるには、いくつかのコツが僕の中にはあります。僕の会社である artless Inc. という企業名について。川上シュンという名前の書き方について。また、その他、クライアントワークとしての仕事でもブランディングの一環として、ブランドネーミングを僕が考えたり、チームで考えたりもしているので、いくつかのプロジェクト名前の決まり方やここだけの話などについてなど書いてみたいと思います。

20 years | 20年

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

Dual life : in the forest (naka-karuizawa)

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

new vision & brand strategy for 2021

we design to create sustainable businesses and cultures through circular branding. ー 2020年、地球規模的な変化とともに自分自身も、東京と軽井沢の二拠点/デュアルライフへとライフスタイルも変化し、都市と自然を行き来することで、マインドセットにも大きな変化がありました。 2021年、新しい時代に向けて、自分自身および #artless の ビジョン 、アイデンティティ、ブランドストラテジー

ミッション/ビジョン/バリュー

経営学者のピーター F. ドラッカーの著書「Managing in the Next Society(ネクスト・ソサエティ)」の中でミッション・ビジョン・バリューの必要性を唱え、企業の存在意義や社会的なポジション、そして方向づけの経営学的には基礎的思想で、もういわゆる、企業ステートメントのトレンドフォーマットだと思いますが、このフレームワークを 僕自身の言語化及び artless Inc. のステートメント探しとして、変化するかもですが、下記にテスト的に書いてみることにしまし

「QOL」とは。

今、「豊か」とは?ということを考える時期かなと思い、少し前に「豊かな暮らし」 についてのインタビューを思い出しました。

都市と森と

目覚めると森の景色から一日が始まるようになりました。いろいろと自然な価値観の変化と流れで、中軽井沢の野鳥の森のすぐそばに妻が作っていた家が竣工し、その森の家と、今までの代官山にある東京の家と中目黒の高架下にある artless Inc. のヘッドオフィスを行き来する、「都市と自然(都市と森)」の二拠点生活が、コロナという時代の急流とともに始まりました。 光のない静かな夜。(今) 森の光で目覚める。(カーテンもないので) これからのデザインもビジネスも、 未来は、都

ドレスコードと持ちもの

artless ではチームに「ブラック」というドレスコードを設定しています。いわゆる服は黒をベースとした着こなしでチームのトーンを揃えるということをしています。クライアントワークでもブランディングをする上でブランドキーカラーを設定しトーン&マナーを作っていますので自社ブランディングとしても同じように行っています。

ビジネスとデザイン

デザイン→アートディレクション→ブランディングと、徐々に視野や知識を広げていく内に、ビジネスやプロジェクトの上流工程のタイミングで自分が存在していないとやりたいことはやれないと、なんとなく感じ始め、ビジネスの勉強を5年前くらいからMBAホルダーの先輩からレッスンを受けるようになりました。 「経営戦略/マーケティング/ファイナンス」などの勉強で、MBAの知識を持っているアートディレクターになるという試みです。 いわゆるビジネス層やMBAホルダー達が学んできている知識や言語を