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「ブランディング・シンキング:論理的思考と感性の融合」

ブランディング(ブランド戦略)とは、未来やマーケティングの視点を加味したビジネス及び経営戦略であり「ロジカルシンキング」と「デザインシンキング」を往復し、企業やブランドの「方向性…
なんらかのクリエイティブについて関係する、経営者/デザイナー/ディレクターやマネージャーに向けて、…
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#ビジネス

これからのデザイン(新ためて)

もう3年前以上に前に書いているポストですが、コロナもあったので、今もあらためて同じ感覚なんだなと感じています。

ブランディング思考 4. /ブランド・アイデンティティについて

この回では、実際に進行中のプロジェクトを紹介しつつ、ブランドアイデンティティ構築についての参考例を書こうかなと思います。 現在進行中のプロジェクト 現在進行中のプロジェクトで、R100tokyo のリブランディングを行っています。オウンメディアでも少し語っているので、まずは読んでみてください。 前編: 後編:

p8 - クライアント・リレーションシップ

「ビジネスとデザインのよりよい関係」についてで、まずは、はじめに結局、信頼関係(リレーションシップ)ですよねという話を。たぶん、極論かもですが。 クライアントとの関係 (relationship) クライアントとの関係をマネージメントするリレーションシップ・マネジメントとも言いますが、クライアントとの関係をマネジメントする業務またはその担当者を指します。ビジネスにおいて、とても大切なポイントです。 また、リレーションシップマーケティングとも呼ばれ。クライアントとのリレーシ

p7 - ビジネスとデザインコンサルティング

ビジネスとデザインについての関係は、なかなか一筋縄で行かないことが多いかと思います。いわゆるビジネス側とデザイン側の価値観がズレることもありますし、お互いの都合もありますし。 ここ数年(たぶん5-6年くらい)、デザインとビジネスの心地よい融合や最大公約数という言葉をつかい考えていたりしています。僕はデザイン側の人とされるかとは思いますが、ビジネスやマネージメント側の視点や考え方、知識、思考などを理解しないとお互いにいい関係など生まれないだろうと自分なりに学んできました。いわ

new vision & brand strategy for 2021

we design to create sustainable businesses and cultures through circular branding. ー 2020年、地球規模的な変化とともに自分自身も、東京と軽井沢の二拠点/デュアルライフへとライフスタイルも変化し、都市と自然を行き来することで、マインドセットにも大きな変化がありました。 2021年、新しい時代に向けて、自分自身および #artless の ビジョン 、アイデンティティ、ブランドストラテジー

サステナビリティとクリエイティビティ

新しい常識と社会の変化とともに、ビジネスやライフスタイルもよりフレキシブルになり、Zoomなどでのビデオミーティングがスタンダード化し、テレワークやワーケーション、働く場所や時間もフレキシブルに考えるライフスタイルも容認され始めていると思います。 マーケットや経済の低迷はビジネスとしては非常に厳しい時代ですが、僕および artless のチームは、コロナ以前からフレキシブルな考え方でフルフレックスなワークスタイルだったので、この時代と環境変化によって、僕らのワークライフス

ミッション/ビジョン/バリュー

経営学者のピーター F. ドラッカーの著書「Managing in the Next Society(ネクスト・ソサエティ)」の中でミッション・ビジョン・バリューの必要性を唱え、企業の存在意義や社会的なポジション、そして方向づけの経営学的には基礎的思想で、もういわゆる、企業ステートメントのトレンドフォーマットだと思いますが、このフレームワークを 僕自身の言語化及び artless Inc. のステートメント探しとして、変化するかもですが、下記にテスト的に書いてみることにしまし

ヴィジョンについて

企業のヴィジョンの場合、「企業が何を目指して事業を行っているのか」ということ。ブランディング・プロセスでいうと「ブランド」の源泉(ブランドコア)の中心的存在。 ブランドコア ・ブランドヴィジョン:ブランドが実現したい世界観 ・ブランドミッション:その世界観を実現するために、ブランドとしてやること (何をするか・やらないか) ・ブランドバリュー:ミッションを通じて、顧客に提供する価値 そして、「ブランドヴィジョン」を構成する要素とは、

ブランディング(英: branding)とは

ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。 ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。また、そのデザイン手法。ここでいうブランドとは高級消費財に限らず、その対象としては、商品やサービス、それらを供給する企業や団体のほか、人物・建築物・史跡・地域 ・祭事など、あらゆるものが該当する。 ー ブランディング(ブランド戦略)

これからのデザイン。

「デザインは、もう問題解決という存在ではなく、新たな価値創造とイノベーションのプロセスである。」 Our design process is not only about problem solving, but also about creating new values and Innovation. - shun kawakami, artless Inc. 先日のあるインタビューで話していたことでもあるんですが、以前、ビジネスとデザインでも書いていた、デザイナーが

ビジネスとデザイン

デザイン→アートディレクション→ブランディングと、徐々に視野や知識を広げていく内に、ビジネスやプロジェクトの上流工程のタイミングで自分が存在していないとやりたいことはやれないと、なんとなく感じ始め、ビジネスの勉強を5年前くらいからMBAホルダーの先輩からレッスンを受けるようになりました。 「経営戦略/マーケティング/ファイナンス」などの勉強で、MBAの知識を持っているアートディレクターになるという試みです。 いわゆるビジネス層やMBAホルダー達が学んできている知識や言語を