ルツとボアズ

(南アフリカからのアリヤー)

<ルツ1:1-2>
さばきつかさが治めていたころ、 この地にききんがあった。 それで、 ユダのベツレヘムの人が妻とふたりの息子を連れてモアブの野へ行き、 そこに滞在することにした。
その人の名はエリメレク。 妻の名はナオミ。 ふたりの息子の名はマフロンとキルヨン。 彼らはユダのベツレヘムの出のエフラテ人であった。 彼らがモアブの野へ行き、 そこにとどまっているとき、

最初にヘブル語の聖書では、ルツ記は詩篇と同じグループに入れられている。

さばきつかさが治めていたころとある。

旧約と新約を並べた時、主の計画で並べられている。

ヘブル語では士師記の後にルツ、サムエルと続く。

士師記の最後にはこう書いてある

<士師21:25>
そのころ、 イスラエルには王がなく、 めいめいが自分の目に正しいと見えることを行っていた。

この士師が治めていた時代は今のイスラエルと似ている。

すべての人は王がいないから自分の目に正しいことを行い始める。

イスラエルは正しい方向に導いてくれる柱を求めている。

その方こそが頭。

イエシュアこそ頭。

士師記の次にサムエル、列王記がかつての聖書の並び。

預言の時代がまずやってくる。

それから王に続く。

まずは預言者、ルツに続く。

ルツはモーセがかごにいれられ、イエス様がベツレヘムで生まれるように小さな話。

世界で大きな事が起き、戦争などがおきている裏で起こった小さな出来事。

このルツ記は美しい。

飢饉の時のことを離している。

これはまるでディアスポラ。

エリメレクと家族が国をさらされ、散らされた。

そうするなら、国の文化を忘れ、異教の神を礼拝してしまう。

エリメレクは死んでしまった。

神は王であるという意味がエリメレク。

神の主権の人が死んでしまった。

その後、二人の息子が死んだ。

神様がこの地においてそこで動き出される。

私たちは偉大なる時代に生かされている。

主がイスラエルに働きかけられている。

神様が動かれる時、何かが起こる。

その時、二つに別れてしまう。

オルパとはうなじのこわいという意味。

<ルツ1:14-16>
彼女たちはまた声をあげて泣き、 オルパはしゅうとめに別れの口づけをしたが、 ルツは彼女にすがりついていた。
ナオミは言った。 「ご覧なさい。 あなたの弟嫁は、 自分の民とその神のところへ帰って行きました。 あなたも弟嫁にならって帰りなさい。 」
ルツは言った。 「あなたを捨て、 あなたから別れて帰るように、 私にしむけないでください。 あなたの行かれる所へ私も行き、 あなたの住まれる所に私も住みます。 あなたの民は私の民、 あなたの神は私の神です。

これは何というコミットメント、信仰の告白だろうか。

<ルツ1:19-20>
それから、 ふたりは旅をして、 ベツレヘムに着いた。 彼女たちがベツレヘムに着くと、 町中がふたりのことで騒ぎ出し、 女たちは、 「まあ。 ナオミではありませんか」と言った。
ナオミは彼女たちに言った。 「私をナオミと呼ばないで、 マラと呼んでください。 全能者が私をひどい苦しみに会わせたのですから。

それから、ルツはボアズの畑を見かけた。

ボアズは買い取りの権利を持っている人。

この人はルツとナオミと結婚できる。

<ルツ2:4-5>
ちょうどその時、 ボアズはベツレヘムからやって来て、 刈る者たちに言った。 「【主】があなたがたとともにおられますように。 」彼らは、 「【主】があなたを祝福されますように」と答えた。
ボアズは刈る者たちの世話をしている若者に言った。 「これはだれの娘か。 」

人を愛する時、心になにか沸き立つ。

ボアズはルツを見た時、その心を起こさせた。

これは神様が行ったこと。

神様のラブストーリーをここに見ることができる。

イエス様は結婚式が大好き。

最初の奇跡も結婚式。

男と女が結婚するのは、神の計画であり、目的。

だから同性愛者にこれをゆるしてはならない。

<ルツ2:9-10>
刈り取っている畑を見つけて、 あとについて行きなさい。 私は若者たちに、 あなたのじゃまをしてはならないと、 きつく命じておきました。 のどが渇いたら、 水がめのところへ行って、 若者たちの汲んだのを飲みなさい。 」
彼女は顔を伏せ、 地面にひれ伏して彼に言った。 「私が外国人であるのを知りながら、 どうして親切にしてくださるのですか。 」

この瞬間、ルツはボアズに心惹かれた。

神様がここで二人に化学反応を起こさせている。

<ルツ4:13-17>
13 こうしてボアズはルツをめとり、 彼女は彼の妻となった。 彼が彼女のところに入ったとき、 【主】は彼女をみごもらせたので、 彼女はひとりの男の子を産んだ。 14 女たちはナオミに言った。 「イスラエルで、 その名が伝えられるよう、 きょう、 買い戻す者をあなたに与えて、 あなたの跡を絶やさなかった【主】が、 ほめたたえられますように。 15 その子は、 あなたを元気づけ、 あなたの老後をみとるでしょう。 あなたを愛し、 七人の息子にもまさるあなたの嫁が、 その子を産んだのですから。 」 16 ナオミはその子をとり、 胸に抱いて、 養い育てた。 17 近所の女たちは、 「ナオミに男の子が生まれた」と言って、 その子に名をつけた。 彼女たちは、 その名をオベデと呼んだ。 オベデはダビデの父エッサイの父である。

ルツの中でみごもったものがナオミの中に生まれた。

ルツから生まれたこどもがナオミの手に抱かれた。

ナオミは子をとり、胸にだいてとある。

乳が出て、オベデをナオミが育てた。

みなさんの仕える心を通して、苦々しいイスラエルの人々と一緒になる時、きよいキリストの花嫁となることができる。

教会がイスラエルに仕えている。

私たちがイエシュアの約束をみごもって生み出す。

そして、それはイスラエルによって育てられる。

ユダヤ人があなたの仕える心を通して、メシヤをイスラエルの民の内に生み出す。

<ルカ16:12>
また、 あなたがたが他人のものに忠実でなかったら、 だれがあなたがたに、 あなたがたのものを持たせるでしょう。

あなたが自分の命、力、時間、労力を尽くして、だれかの希望、救い、ユダヤのアラブの隣人、異邦人の救いに対して、つまり、自分でない誰かのために一生懸命になれるなら、あなたに主御自身が充分なものを与えられる。

ルツは旦那が与えられた。

この瞬間をよく思い起こす。

主は必要なものを与えて下さる。

主が下さるかくださらないかを心配しながら恐れながら主に近づくのではない。

<ルツ3:6>
こうして、 彼女は打ち場に下って行って、 しゅうとめが命じたすべてのことをした。

真夜中に突然女が足もとに寝ていた。

言語ではつばさのもとに置いてくださいという意味。

覆い、備え、ケア、全ての彼の全てのものの下においてくださいという意味。

今、主がルツの衣を持った人に対して語っていること。

ユダヤのメシヤに近づく者に語っておられること。

イエス様は言われた。

いくらめんどりがひなを集めるようにあなた方を集めようとしたことか。

自分の者を主に捧げよう。

キリスト花嫁との関係。

その関係を通してオベデ(しもべ)が生み出される。

以上がルツとボアズの分かち合いです。
イスラエルに来るために多くの犠牲を支払いました。
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