いわき、空港祭にブース出店

13日に福島空港で

 サッカーのいわきFCは13日、福島空港で開催される「2023 春の福島空港まつり」にオフィシャルグッズブースを出店する。4年ぶりに開催される今回の空港祭では、曲技飛行のエアレースで世界チャンピオンに輝いた室谷義秀氏がエアショーを披露するほか、特撮の神様と呼ばれた円谷英二氏が監督を務めたウルトラマンのショーも予定されている。さらに、模型飛行機の製作コーナーや子ども向けのコスチューム撮影会なども企画されており、家族で楽しめるイベントが盛りだくさんだ。

 1993年に開港した福島空港は、今年で30周年。しかし、利用者は年々減少し、2021年度の赤字は約7億円にまで膨らんだ。福島県内の企業や住民の所得が増え、利用者数が回復しない限り、収益の改善は難しい。ここでも、いわきFCにかかる期待は大きい。浜通りにスポーツビジネスを確立し、人の往来が活発化すれば――。

 福島空港の名物となっているウルトラマンのジオラマは今年リニューアルされ、迫力が増した。子どもたちに夢を与えてきたウルトラマンが待つ空港へ足を運び、いわきFCの最新グッズを買いながら、空の魅力を再発見する。そんな週末も、どうだろうか。


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