いわき、16日にホームで草津戦
弱者不在のJ2街道、険しき道を行け
サッカーのいわきFCは16日、ホームのいわきグリーンフィールドにザスパクサツ群馬を迎え、明治安田生命J2リーグの第10節を戦う。12日に行われたミッドウィークの第9節を0対3で落としたいわきは現在、2勝2分4敗の勝ち点8で19位。白星から4試合遠ざかる。対する草津は4連勝中。5勝2分2敗と勝ち点17で4位に浮上している。J2のどこを見渡しても、弱者はいない。すべての戦いが復興へ繋がると信じて、走り抜け、いわきFC。キックオフは14時。
冠スポンサー不在、ブースとグルメに全集中
天気はまたしてもぐずつきそうだが、マッチスポンサーが付かない群馬戦は、ブースとグルメに集中したい。いわきFCのオフィシャルグッズブースでは、今節も新たに新商品が並ぶ。目玉は家庭や職場に最適なラバーコースターか。完売したマウスパッドに続き、デスク回りをキングレッドに染め上げるための必需品だ。パッチンブレスも観戦ファッションには欠かせない。メガホンを購入して、そのままスタジアムで大声を張り上げるのもいい。今節も予算編成は忙しくなりそうだ。
今節から割引入館が始まった「東日本大震災・原子力災害伝承館」のブースも設置される。震災と原発事故への理解を深めてもらうことは、際限なく必要だ。東京電力管内の群馬県は、クリーンエネルギーと位置付けられる水力発電からの出力が多いものの、使用電力の70%を他県からの供給で賄っている。震災と原発事故の教訓を隣県同士で共有し、持続可能な社会の実現に向け、考えをめぐらせる機会にしたい。
スタジアムグルメは今節も充実だ。40代の女性は観戦を予定していないにもかかわらず、Iwaki Uruoi Cafeの「石炭バーガー」には興味があるという。パンケーキから目光、カレーパンに芋煮汁と、バラエティ豊かな週末のフードフェスタが、今節もサポーターの胃袋を待ち受ける。
そして、ハーマー&ドリー。ハマドリに会うだけでも、21世紀の森公園を訪れる価値はある。群馬戦ではどんな曲に合わせて、得意のダンスパフォーマンスを披露してくれるのか。やはり、16日が待ち遠しい。
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