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映画『VAiN』制作日記①巨大プロジェクト、始動

昨年から温めていたプロジェクトがいよいよ動き出した。

そう、新作の自主制作映画『VAiN』の撮影だ。

ただ今回は、前作「もしも」とは一味違う。
制作に携わる人数は約3倍、予算も3倍、映画尺は約60分で4倍だ。規模が大きくなった分、当然準備も大変。しかしながら中々できない経験をしている。

現時点で撮影の8割は終了。いよいよ映画制作も佳境に入ってきたので、このタイミングで映画作りを通して得た学びを文章に残しておきたいと思った。一つの記事では到底まとめきれないので、これからマガジンみたいな感じで少しずつ記録していこうと思う。

今回の自分の役割は
・サウンドトラックの制作
・音響収録と編集
・脚本編集
・プロモーション戦略作成、企画立案
・メイキング映像の制作とアップロード
・ダンス振付のディレクション
・美術、小道具周りのディレクション
etc…

思わず笑みがこぼれるほど、とにかくいろいろやっている。まあでも、それだけに楽しさも計り知れない。きっと完成した時の感動も一際大きいだろう。自分に限らず制作陣全員こんな具合に一人何役もこなしている。おまけに全員本業と両立しながら。社会人の趣味として、60分尺の映画制作は大きなチャレンジだ。

現場にて。
音声確認中の監督(左)と自分(右)

さて。この『VAiN』が企画として上がってきたのは、2022年夏。前作「もしも」の上映を無事成功させ、気持ち的にひと息ついていた頃。

監督のいっぺいから連絡が。

「次の映画の企画思いついたわ。来年上映したい。」

毎度のことだが企画スピードには驚かされる。
この時点ではまだ原案の段階だったが、すでにアイデアとして面白かった。俺も二つ返事で賛成。やろう。そうと決まればまずはキャスティングと制作メンバー集めから。

ところが構想を詰めていく中、前作の映画と比較にならないほどの規模になりそうなことが次第に分かっていった。これは知り合いをかき集めただけじゃ難しそうだ。

というわけで初のチャレンジだったが、キャストはWebで公募することにした。応募はなんと100人越え。前作「もしも」を見て興味を示してもらえたのだろう。いつの間にか、過去の作品も立派なポートフォリオになっていた。

俺は面接には参加しなかったのだが、制作メンバーが厳正に選考してくれた結果、とにかく豪華すぎるキャストの方々が集まった。クランクアップ後に近日公開。早く紹介したいがもどかしい。

制作陣は監督のいっぺいをはじめ、カメラマンのもっちゃん、ゆーちゃん、照明のタカさん、メイクのまりじょ、そして自分の6人体制。全員盤石すぎるしそれぞれが自分の役割にプライドを持っていて本当に尊敬できる、間違いのないメンバー。

企画が少しずつまとまり、キャストも決定。
ここからいよいよ俺もジョインする。まずはいっぺいが作った原案を形にして、脚本に落とし込む。

脚本作りはいっぺいと大晦日に泊まり込みで一気に終わらせた。気づいたら年が明け、日が暮れて、元旦が終わるという何とも好調な2023年のスタートだった。このエピソードはまた次回。

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