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天然いとこの珍道中 牛タン定食、まさかの敗北編

むかしむかし、あるところに何を不思議な感覚を持った従兄弟がいました。そんな彼が私が住んでいた仙台に遊びにきました。どこ案内しようか考えた私はとりあえず、牛タンを食べに行きました。列に並びながら従兄弟はメニューを見て、何がいいか迷っている様子でした。そこで私は一番オーソドックスな牛タン定食を提案しました。従兄弟もなるほどと返事をし、順番がきました。

お冷が届き、注文を聞かれたので、私は自分の牛タン定食を注文しました。そして従兄弟は「じゃあ、、、牛タン丼で」と言いました。

なんで牛タン丼?っていうかメニューのどこに書いてあるんだよ!?ってかあったよ、メニューの一番最後に小さく書いてあったよ!なんでこれに牛タン定食負けたんだよ!小さい字だけで写真もないのに、牛タン定食は一番最初のページにデカデカと写真があるのに!!

従兄弟は「いや〜美味しそうだったから」と、小さな字から多くの情報を感じ取る才能を発揮していました。

おしまい

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