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ウィスキーに魅了されて…

 今年からnoteで記事を投稿し始め、これまでの多くは飲んでみたコーヒーやウイスキーのレビューが多いです。自分の好きなことはついアウトプットしたくなります。

では、なぜ好きになったのか?

コーヒーに関しては以前投稿しました。

 子供の頃に父が飲んでいた様子を見て興味を持ち、それが現在に至るまで広がり続けてきたのです。ならば、ウィスキーも同じような経緯だったのだろうと考え、振り返ってみました。以下の順で話していきます。

① 幼い頃からの興味

 もう随分昔、私が6、7歳の頃でしょう。自宅に不思議な形をした洋酒の瓶がありました。
アニメや漫画を見ていたから、それが酒瓶なのだろうなと子供ながら想像できました。それが大人が飲むものだと分かっていましたが、父と母はお酒が苦手なようで、家でビールを飲んだ姿を見たことがありません。当時の私はお酒が飲めない大人はいるという認識がなかったために、家に置いてある不思議な形の酒瓶に誰も触れないことが不思議でした。そう思い続けていたから、大人になったら、自分はお酒を嗜む大人になろうと思っていたのです。
 

②20歳からは付き合い程度

 そんな願いを抱いていたのですが、小学4年生になる1学期の前に、父の仕事の都合で転校し引っ越しする際に、あの酒瓶の姿を見れなくなりました。両親ともにお酒を飲まないために、お酒自体を見聞きすることがなく、僕の中でも不思議な酒瓶の存在が忘却されました。
 
 時が過ぎて大学生となり、20歳を過ぎてからは、知人に誘われたり、ゼミの懇談会で居酒屋に行くようになりました。そして、社会人になってからな職場の歓送迎会等でも飲みの場に行くこともありました。その過程で私は周りの人よりは飲めることが分かってきました。    

 ですが、私は友人がほとんどいなく、付き合い程度でしかない飲み会で飲む酒は、その場の雰囲気を感じるだけで、楽しいとは思いませんでした。ゆえに、お酒に対しての興味も湧かず、休日に気晴らしで缶ビールを飲むくらいで、ひとりでBARや居酒屋に行くこともあまり無かったです。
 

③連ドラ「マッサン」を観て

 30代になって、それなりに人付き合いが増えてきましたが、飲みの場への姿勢は相変わらずです。ですが、次第にビールの味を好むようになり、濃く深いエビスや独特の風味のある黒ビールを買い、BARに行くとスーパーで売ってそうにないビールを注文していました。お酒の味の違いに気付くようになってきたのです。その時に、ウイスキーブームに一役を買った、NHKの連続テレビ小説「マッサン」が放送されました。

 2014年9月からの約半年間放送されてましたが、私は普段テレビドラマをあまり観ないために、その放送期間で観なかったのです。放送された時から職場の同僚が話題にしていて、少しずつマッサンがどんなものかを興味を持つようになり、2015年の年末に放送された総集編を観ました。内容は主人公の亀山政春と妻エリー、養女のエマ、工場に勤める人達の人間関係の様相がメインでしたが、ウィスキー造りへのこだわりを初めて視覚で感じてイメージできました。
 

④ウィスキーを買うようになり

 ドラマを観終えてからは最初に買ったウィスキーは、コンビニで売られていた180mlの竹鶴ピュアモルトでした。マッサンが心血を注いだウィスキーはどんなものかを試してみたくなったのです。ですが、いざ開栓し飲んでみると、アルコール刺激が強く、何よりもピート香の強さにたじろいでしまいました。美味しさを全く感じることができず、ただただクセの強い酒という程度の感覚でした。今振り返ると、浅はか極まりない感想です。

 次に試してみたのもコンビニで売られていた180mlので、白州のノンエイジです。これもピート香のあるウィスキーですが竹鶴ほどではなかったために、飲んでいくうちに少しづつ甘みや美味しさを感じられました。そこからはジム.・ビームやジャック・ダニエルといったアメリカン、スコッチを買ってきました。
 

初心者なら竹鶴や白州よりも、
このザ・グレンリベット12年かオススメです。

⑤SNSで投稿していくうちに

 それからは様々なスコッチ、バーボン、国産ウィスキーを買って飲み続けて、その感想を
主に友人や知人で繋がっているFacebookに投稿し続けてきました。それが功を奏して、友人同士でウィスキーや好きなお酒を持ち寄って飲むようになり、ウィスキー好き同士の輪が広がりました。友人とBARで飲んだり、水道橋で開催されたBAR fareにも行ったりこともあります。以前のような付き合いで仕方なくで飲んでいたのではなく、自分の興味から友人が増えたのです。

 そのような喜ばしい状況が続いていましたが、2020年から続くコロナ禍のために、飲みの場に行けず、友人同士で集まり難くなっています。それでも、ウィスキーが好きで飲み続けて、Facebookで投稿し続けてきました。そうしていくに連れて、文章の内容は写真の撮り方などの表現に幅を広げたくなってきました。そこで、2年ほど前からTwitterでもウィスキーのレビューを始め、今年からはnoteで記事を投稿するようになっています。

⑥最後に

 ウィスキーもコーヒーと同じく、幼い頃の記憶が原点でした。ですが、家族が飲んでいる様子を見ていたかどうかの違いがあり、ウィスキーに関しては「マッサン」が放送されていなかれば物心付く前の些細な思い出に留まっていたかも知れません。自宅にあった不思議な酒瓶をウィスキーの記憶と結びつくことも無かったでしょう。
 とは言え、ウィスキーとコーヒー共に、子供の頃に抱いた興味は今の自分の趣味となっているために、私のという人間の軸は“純粋な興味”だと言えます。どれだけ歳を重ねても、心から湧いてくる好奇心を大切にして生きたいです。

今回の記事は以上です。最後まで読んで下さり、ありがとうございました😊

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