まずは内側から湧き出す思いを捕まえる
色んな所で目にする「文章の書き方」「こうすればもっと読まれる」なんて文章。自分の文章に自信がないせいか、そういうのを目にするとフラフラと引き寄せられる。
そういう文章を書いてる方は、ライターさんだったり、編集者さんだったり、フォロワー何万人って人だったりする。
「なるほど」と思うことも、もちろん多いけれども、それ以上になんだか消耗してしまう。
その人の凄さや、周りに集まってる人たちの輝きと、自分を比較してなんだか落ち込む。
全然違うんだな。人気なんだ。文章おもしろいな。こんな人達がいるのに、なぜわざわざ私が文章を書く必要があるんだろう? 誰がこんな文章を読みたいんだろう? そんな負のループにどんどんはまっていってしまう。
そこで、はっと思い出す。「いやいや、他人と自分を比較しても良いことなんか一つもないんだよ」と。人は人、自分は自分だ。ああ、そうだった。
今の自分は、自分自身から思いや日常で感じたことを、スッと引き出すことに挑戦しているところだ。まるで奥が真っ暗な小さな穴を覗き込んで、中から穴よりも大きいものを取り出そうとしてる感じだ。見つけにくいし、ひっかかるから、何度も何度も挑戦して少しづつ穴の大きさを広げていってるところだ。
だから、文章術を使いこなすにはまだ早い。まあ、人の事は気にせず自分のペースで続けていきましょうかねってことで。
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