ギブアップ小さな声で言わないで

はい、施工管理見習いのしゅんです。
現在、自分は大型の現場にて現場監督をやっています。
こちらの現場では、現場監督が10名います。各々が担当工事が別れていて担当しています。
自分の担当工事は鉄骨工事となっていますが、一応すべての全体工程表作成・総工事の副統括としてすべての実施工程の計画・大段取りをしています。
工程作成に伴い、一定の歩がかかり・施工環境にて工程作成後、業者と打ち合わせを通して工程を作成していますが、最近肌感で多いのがそもそも業者との打ち合わせしても自分たちの技量・人数調整が出来なくて工程表通りやりきれない会社・職長さんが多いこと、人員技術不足の業界であることは承知しているが、出来ないギブアップの状態で有ることを1日でもはやく言ってほしい。
そのためにも元請けとしてリミットの限界早い段階で決めることが大切ということを学びました。
ポイント
▢ギブアップは悪いことでないので早く言う事
▢元請け下請け互いに闇雲にしないではっきり言う事
▢技量に関係なく、リミットを早く判断・決定すること
ポイント
▢ギブアップは悪いことでないので早く言う事
結論 悪いことではないで出来ないものは出来ないとちゃんと言う事が大切
下請け業者しかり、現場監督も同様である、出来ないことは出来ないとちゃんと言う事、たしかに自分の経験でできそうである等であるとできる、大丈夫というのは全然良いが、今のその瞬間の判断と経過してから「やっぱり厳しい・出来ない」の判断にいたったら迅速にできないか、自分でやりきることが厳しいことをちゃんと言ってほしい、直前になっていきなりできないは逆にプロとして上手な判断ではない。
人員が足りなくて出来ないのであれば理由を踏まえてちゃんと「出来ません」と大きな声で元請け・会社に相談してほしい。工程に間に合わないことは悪いのは当事者だけの問題ではないのだから。
みんなができるだろ、、、のなんとなくの理想をかかげていると、結局逃げ道を急遽段取り調整は難しいし、問題に対する解決の行動着手が遅くなってしまう。
▢元請け下請け互いに闇雲にしないではっきり言う事
結論 多分やりきるだろう、普通ならやるだろう、人数が入るだろうと目に見えない、根拠のない情報・事実で判断を曇らせない。
業界的に確かになんとなく、普通に工程通り下請けがやりきるだろうとか、会社なんだからなんとかするだろうと、逆に元請けが工程伸ばすだろう、応援いれてくれるだろうと互いに他力本願、大人のうやむやにしてやらせる、なるようになるだろうという習慣の脱却が必要。
みんなが他力本願の謎の不安感のストレスを感じる時間の無駄。
もし工程がずれると工程の調整が発生すると全業者への調整をすること、、これは他社のからの信頼を失うことなります。
自分の行動の仮説・検証ができなくなり、おざなりな経験となってしまう。
▢技量に関係なく、リミットを早く判断・決定すること
結論 相手の技量・会話でなく確実に現状の実態や段取りで決断すること、相手のだろう等の言葉は事実ではないので判断材料として信じないこと
業者との打ち合わせ等を話すとこちらから未来の問題、危険を提示した際なんとなく、人数を増やします、その頃には大丈夫ということ発言には気をつける。
確実に段取りベースで利確の確定を確認すること、もしくは早い段階で自分でリミットを決めること、2週間前や3日前に自分でしっかりリミットを決めて判断・理解すること。
段取り変えや業者の技量による問題は誰が悪いと言うことはありません。
現場監督として事前にリスク・自分の判断力を確実に磨くことが大切です。
この過程の事実が業者との関係と自分の仮説検証能力を上げることになります。
判断は自分でできるものならよいですが、所長等の判断が必要な場面も確実にあります。
所長の判断時間も考慮してものごとの決定スケジュールを組むこと、業者のギブアップの声が小さい、判断できないレベルであることを悟ったら迅速に上長に報告すること、そして、ふわふわな大人の会話は根拠にならないことを伝えること
よし、明日も頑張るぞー。

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