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2020年7月13日(月)の相場レポ

本日の相場をざっと振り返るnoteも始めてみます。
2020年7月13日(月)の相場雑感です。

2020年7月13日(月)
日経平均終値:2万2784円(+493円)
売買高:1,215,914,200

今日はホントに終始強かったですね。前週末のダウ好調の流れで、すでに金曜の夜間先物も300円超え高でしたので、強い展開は予想しておりましたが、後場もペースを落とすこと無く、尻上がりに強くなってきましたね。
マザーズも、午前中は冴えない展開でしたが、後場から一気にブーストがかかり、終わってみれば+9.75ポイントでした。
コロナの感染者数は依然と増えている状況なワケですが、株価は全く反応せず、決算が微妙だった銘柄も一様に買われる相場になってきました。
金曜のダウ高はワクチン開発が進んだことでの反応だったようなので、
ネガティブ報道で大きく株価が下落し、ポジティブ報道で株価が微動だにしなかった3月ごろの相場と真逆ですね。もはや、コロナも業績も関係なし、金融緩和で資金ジャブジャブ相場といったところでしょうか。

売買代金上位はこんな感じです。

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今日の注目はなんと言ってもソニーでしょう。19年ぶりの高値を更新し、8000円の大台復活です。ソニーは先週、人気ゲームFortniteの開発会社Epic Gamesに2億5000万ドルの出資が発表された日から非常に強くなりましたね。年末にもPS5の発売も予定しており、未だ見通しが分からないコロナの状況下でも、ゲームは自宅で楽しめるので、その辺りの安心感と好材料で買われてるのかもしれませんね。
(実はソニーは割と長く保有していたのですが、先週全て売ってしまって非常に後悔しております。なんで、こんな時にこそ持ってないのか...)

さて、ここから日経平均がどう動いていくかの予測です。

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7月6日、7日あたりにタッチしては維持できなかった23,000円ラインを超えてきた感はあります。明日が分水嶺になりそうですが、明確に上抜けできれば、今年の最高値23,185円(6月9日)も十分にチャレンジできそうです。ここから決算シーズン突入で芳しくない決算がほとんどだと思うのですが、今の状況ではほとんど株価に影響ないようにも思えます。また、仮に落としても下のサポートがあるので、サポート付近で個別銘柄も買いの判断で行きたいと思います。ただし、明確に割りそうなら、6月まで順当に上げた分だけ、下げ幅が大きく、とりわけサポートも無いので手仕舞いの判断は躊躇なく行ったほうが吉です。

また、例年通りでいけば、8月にかけて「夏枯れ相場」で徐々に下げていく傾向にありますので、このアノマリーと重なると、より下落のトレンドははっきりするので慎重にいきたいと思います。