見出し画像

【キャリコン】GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム day1

■    はじめに

こんにちは!shumpeiです!
今日はGCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラムの初日でした。
率直に言うと、ものすごく頭を使いました!そして疲れましたが、キャリアについて1日中学べて楽しかったです。

この記事をご覧いただけますと、GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム初日にて得られた感想が分かります。
では、順にご紹介します!



■    オープニング:自己紹介

この講習会は朝9:30から夜18:30までの長丁場です。
受講生が疲れないようにと、随所で様々な工夫がなされておりました。
一つ目の工夫が冒頭の自己紹介。
午前中のほとんどの時間を、講師の自己紹介、受講生の自己紹介に充てられました。
「キャリア」について学ぶ講習会だからか、参加者のこれまでの「キャリア」について共有することがむちゃくちゃ大切だと考えているのですね。
受講生の自己紹介は、初めは隣に座っている人に対して行いましたが、その後は教室内の別の人に対して行い、最後は全員の前で行いました。
私は注目を浴びるのがあまり得意ではないのですが、論理的に話をするのは得意なので、全員の前での自己紹介も何とかできました!

■ ワーク①:今なぜ日本でキャリア支援が必要か考える

GCDFの講習会はアウトプットメインだと聞いておりましたが、いきなりワークから始まりました!
テーマは、「今なぜ日本でキャリア支援が必要か?」です。
以下の3つの観点、すなわち

①    この10年のキャリア関連の出来事
②    キャリア関連で今後起きそうなこと
③    自分のキャリアコンサルタント資格取得の動機

を元として、4-5人のグループで考えようというものでした。

私の意見として、以下のようなものを考えました。

①    この10年のキャリア関連の出来事
→ ・人手不足の深刻化
  ・医師の働き方改革の開始
  ・労働時間の管理

②    キャリア関連で今後起きそうなこと
→ ・副業する人の割合の増加
  ・終身雇用の崩壊の進行
  ・ジョブ型雇用の拡大

③    自分のキャリアコンサルタント資格取得の動機
→ ・キャリアについて専門的な知識の獲得

考えたことは付箋に記載しました。
そして、他の受講生も考えたことを付箋に書き、ホワイトボードにまとめ、グループとしての意見を発表します。
グルーブによって発表の形式ですとか発表内容に個性が感じられた点が面白いと感じました!


■ ワーク②:Life-Role sheet

続いてのワークは、人生の時間配分について考えるものでした。
皆さんにとって、理想の人生の時間配分はどのようなものでしょうか?
私における現時点での人生の時間配分と、5年後の理想の人生の時間配分を考え、下記の通り示しました(図1)。

図1 My Life-Role sheet


現在(26歳)のグラフでは学生の割合が高い一方で、5年後(31歳)のグラフでは職業人や家族の割合が高くなっていることが分かります。
もともと2024年3月まで総合病院にて医師として保険診療の仕事をしていた人間が、2024年4月より働く20代のキャリア支援を仕事にしようと、進路を大きく変えることになりました。
これまでも20代のキャリア相談に乗ったことはあり、多少は感謝されたものの仕事として生計を立てていくには知識や技能が不十分だと考えています。
そこで、2024年度はもう一度学生に戻った気分になり、学び直しをしながら試行錯誤も繰り返していこうと考えています。
そして5年後の31歳の段階では、働く20代のキャリア支援のプロフェッショナルとして仕事をする一方で、結婚もして子どももいてと充実したプライベートも過ごしたいと考えています!

自分の考えたことをまとめたのち、参加者同士で考えたことを共有することで、いろんな考え方があるということを学べました!

■ ワーク③:キャリアとは?

続いてのワークは、キャリアとは何か、皆で考え合うものでした。
以前の投稿でも共有した通り、キャリアの定義は人によって、または団体によって様々です。私はキャリアを「生き方」と考えていますが、受講生の中にはキャリアを「仕事の経歴」と考える人もいました。


■ ワーク④:「CAになりたい大学4年生」ケース研究

最後のワークとして、「CAになりたい大学4年生」のケース研究を行いました。この大学生について、大学生の気持ちや、大学生に必要な支援、支援にあたって必要な能力や知識を各々考え、考えたことを共有しました。

私としては、この大学生には自己理解と仕事理解が不足していると考え、そのために傾聴力や問題把握力、問題解決力等の能力や、自己理解や労働市場の知識が必要と考えました。

その後、グルーブで考えたことを全体に共有しました。
印象的だったのは、どのグループも「自己理解」の知識が必要であると主張していたことです。キャリア支援を行うにあたって、「自己理解」の知識は必要不可欠であることが、改めて示されました。「自己理解プログラム」を受講した私は、「自己理解」の知識は十分に持ち合わせているので、ラッキーです。


■ 初日講習会終了後

今日はワーク4本と講義をもって終了となりました。
講義終了後、半年ぶりくらいに東京に来たこともあり、日比谷公園や国会議事堂の周囲を散策していました。


東京タワー
丸の内のビル群


東京って、オシャレな街だな。

それと同時に、不安な気持ちにも包まれました。
このキャリアの仕事で生計を立てていくことはできるのだろうか?
私にとって、働く20代のキャリア支援の仕事は「本当にやりたいこと」ですし、それに対してコンサルティングやコーチングの技法をもって行っていきたいと考えています。
経験値が多くないので、本当にやっていけるのか・・・と不安に強く思います。
このまま勤務医をつづけた方が良かったのか・・・。
いや、そもそも医療に興味があるわけではないし、あの過酷な労働環境ではもう働きたくない。
だから、勤務医として働くのは、私にとって「間違い」である。絶対に。

あまり考えても意味がないので、とりあえず2023年11月の上白石萌音ちゃんの東京ライブ会場に行ってみて、あの時の空気をもう一度思い出そうとしました。

東京国際フォーラム


同い年の人が、「本当にやりたいこと」でお客さんに感動を与えて、収入としている。
会場が感動に包まれたあの景色・・・!
いや、私なら、できる!

それでもまだ不安が残っていましたが、そんな時に下記の動画に出会いました。


JALの一職員のこれまでの経歴と、今後の意気込み等が30分の動画で紹介されています。
最も印象的だったのが、大学の学部選びのエピソードでした。
もともと理系科目が得意だったようですが、「客室乗務員になりたい」という目標や、もともと英会話教室に通っていたご経験を踏まえて、文理どちらだったら道を切り開けるか考えた時に、文系の方がよいだろうと判断されたとのことでした。
このお話を聴いた時に、「それ正しい!!!」と感じました。

私の場合、理系科目が得意だったのですが、文系科目が得意ではなかったため、理系学部の中から進路先を選んでしまいました。
大学生になってから、実は心理学や教育学に興味があることに気づき、本当は教育学部に進学した方が良かったのではないか、と悩み込んでしまいました。
幸いにも過去問等を活用することで医学部の試験は突破でき、予備校の動画講座を活用することで医師国家試験にも合格できましたが、心から学びたいと思っていた学習内容ではなかったので、今となっては学習内容の大半を忘れてしまっています笑

今でも教育学部に進学しておけば、全然違った景色が見えていたのかも、と思うことはあります。
しかし自己理解を深めて、「本当にやりたいこと」を明らかにして、現在は「本当にやりたいこと」で生きて行く技術を学んでいるところです。
その道筋の通り、専門医になるキャリアを捨てて、キャリアについて深い学習を始め、自分の心の声に従った道を歩むことができています。

医師になったメリットは、高時給の健診アルバイトができていることかな笑
健診アルバイトの相場は時給1万円でして、世の中の職業で時給1万円を超える職業は本当に少ないと感じています。
その仕事ができることで、働く時間を最小限にしつつ十分な収入を確保できていることは、本当にありがたいと考えています。
ゆくゆくはキャリアコーチングのようなことをしたいと考えています。
実際、1時間2-3万円でコーチングを提供している人もいると聞きますので、私にもできるのではないかと考えています。


■ さいごに

ここまで、GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム初日の感想を述べてきました。
私の「本当にやりたいこと」である「働く20代のキャリア支援」に向けて、着実に前に進んでいきますので、その軌跡を今後もnoteに掲載していきたいと考えています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!
また次回の投稿でもお会いしましょう。
ありがとうございました!


■ おまけの写真

① 4月13日ということもあって、行きの新幹線の車窓からは富士山と桜の風景を眺めることができました!

富士山と桜

② 帰りの新幹線車内では、駅弁とスタバのドリンクを頂きながらのんびり帰りました。1日頑張った自分へのご褒美です。

駅弁とスタバのドリンク




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?