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雑談の一流、二流、三流

 雑談って難しいですね。相手と自分に興味あることが一致していれば、話題に困ることもないんですけど、大体そんなことはありません。いわゆる波長?が会う人との雑談は苦労しないんですけど、そんな人は少数派です。

 今年から社会人になり、一気に生活環境が変わり、周りの人もガラッと変わり、初対面の人と雑談をする機会が増えました。今までは大学の研究室の中のコミュニケーションが主で脳死で会話が許される世界でしたが、いえ、そんなぬるま湯から解き放たれてしまいましたね。

 雑談を盛りあげる方法、頭ではわかっているんですけどね!例えば、

1. 共通点から距離を縮める
2. 話を聞くときは頷いて
3. ネタを前もって準備しておく
4. 褒めるときは「すごいですね!」と素直に褒める
...

などなど、Google先生に「雑談 うまい方法」とかで聞いてみればその辺りのことが出てくるのではないでしょうか?

いや、とは言うもののやっぱり難しいと感じるわけですよね。。。

あるときこの本をオリラジの中田さんが紹介していて、少し気になり実際に読んでみました。

雑談の一流、二流、三流 桐生 稔

200ページほどで文字量も多くなく1、2時間ほどで読めてしまいましたがすごく濃くて有意義な内容でした!

まずびっくりしたのは、雑談で、盛り上げようとして自分が頑張っていたことは全てこの本によると「二流」でした🤣。実は三流はこう、二流はこう、一流はこうするのだ!と言うことが対比されて書いてあるのですが、三流は「まあ、それはダメだよね。。。」と僕でもわかる内容でした。二流は「え?それダメなの!?」と言う内容がずらりと並んでいました。僕はどうやら二流だったようですwでは一流は「へえ!なるほどなー」と言うリアクションに全て変わっていくのがとても面白かったです。

実は先に網掛け部分に挙げた4つの方法は全て二流とのことです。。。

1. 共通点から距離を縮める

 二流ですねw何でも共通点探せばいいってものではないんですね!はい、僕でした。すみません。ちなみに三流はそもそも距離を縮めようとせずに壁を作るらしいですね。疲れてるとやってしまいがちですね。

 確かに相手との共通点を知っておけば、話に困ることは少なくなりますよね。ところが初対面など、距離が全然縮まっていない関係性で共通点を探そうと思ってもそれがまたしんどいんですね笑。めちゃコミュ力いるやんけ!ってなります。

 一流は「相違点」から距離を縮めます。

人間相違点の方が多いので、「趣味なんですか〜?」なんて聞くと大体自分とは違う趣味持っている人が多いのではないでしょうか?

「趣味ダイビングなんです!」っていう人だったら「!?すごいですね(小並感)...ご出身はどちらなんですか?」と何となく残念な空気を出しかねないですね。

相違点に興味を持ちましょう!

趣味ダイビングだったら、「へえ!僕ダイビングやったことないんですけど、醍醐味とかあるんですか?」なんて聞くと多分相手は色々語ってくれます。そこからまた話を広げられそうなキーワードを拾っていくのです。

2. 話を聞くときは頷いて

話を聞くときは「うんうん!」ってきちんと聞いていることをアピールするでしょ!いやそれだけでは二流らしいですね。ちなみに三流は無反応ですね。流石に無反応はやばいw

一流は頷きに感嘆詞をつけて反応します。

感嘆詞とは「へえー!」、「はぁー!」、「ほぉー?!」などです。頷き+感情を相手に伝えるんですね。

ついついこういうのってエネルギー使いそうで、蔑ろにしがちではないでしょうか?所ジョージさんや明石家さんまさんなどの一流MCの方たちはオーバーリアクションで、絶対にこの辺りを蔑ろにはしていないですよね。

相手の話に自分の感情をプラスして、よりカラフルにするのは聞き手側なんですね。

3. ネタを前もって準備しておく

「うわ、沈黙になってしまった。。。何かふらなきゃ、どうしよ。。」となることありますよね。そう言う時に切り出す鉄板ネタかなんかを用意しておくと言うのは二流らしいです。そんなしんどいことしなくていいんですね!ちなみに三流はそもそもネタ用意もしないらしいです。

そもそもネタを事前に用意したからと言って、それが万人受けするかどうかもわからないですよね。

一流はその場でネタを拡散させます。

さっきの「ダイビング」の話で盛り上がっていたけどそろそろ、話尽きたなってなると、「ダイビングといえば?」を考えるわけです。

ダイビングといえば海
ダイビングといえば泳ぎ
ダイビングといえば絶景

「先ほども絶景が醍醐味っておっしゃっていましたが、やっぱり綺麗な景色見に旅行に行ったりなんかも?、自然の景色いいですよね〜」なんて旅行の話にもっていけますね。(ちょっと無理やりすぎましたかね笑

4.褒めるときは「すごいですね!」と素直に褒める

人間は承認欲求を満たされることに快感を覚えます。ところが、大体褒めるときは「それはすごいですね!」の一点張りではないでしょうか。「すごいですね!」で褒めるのは二流らしいです。ちなみに三流はそもそも褒めませんw

一流は普段使わないような一段上の表現を使います。

「それはすさまじいですね!」「それはもう痺れますね!」「憧れます」など、普段耳にしないような言葉で反応すると話し手は「いつもと違う」と無意識レベルで反応するようです。そうすると話し手はより盛り上がって話を始めるようになるようです。

最後に

この本には雑談をうまく進めるためのノウハウがまだまだあります!僕も何週かしようと思います。おすすめできる本なので是非読んでみてください〜





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