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#友達

Interview18-②/なんで仲良くなれたかな

ナサさん【左】(語学学校のクラスメイト・日本人・3か月間留学中) ナオコ【右】(語学学校のクラスメイト・日本人・1年間ワーホリ中) 語学学校で知り合った3人で、 10日間のニューヨーク旅行へ行きました。 その道中、セントラルパークで体を休めながら お話を聞かせていただきました。 前回は、2人がトロントにたどり着くまでのお話。 今回は、滞在3か月間での経験やこれからについてのお話です。 旅の中でできた友達と、旅の中で旅をするのは、 なんだか新鮮でした。 知り合って1か月も

Interview18-①/なんで仲良くなれたかな

ナサさん【左】(語学学校のクラスメイト・日本人・3か月間留学中) ナオコ【右】(語学学校のクラスメイト・日本人・1年間ワーホリ中) アメリカ大陸の東側に位置するトロントは ニューヨークにも近く、 日本の国内旅行のような感覚で 気軽に遊びに行くことができます。 この日、語学学校で知り合った友達と3人で 10日間のニューヨーク旅行に来ていて、 その道中、セントラルパークにて お話を聞かせていただきました。 今回は2人の「過去編」「未来編」の 2つの記事に分けて紹介していきます。

Interview 17/"小さな地球"に暮らす

リナ(ホストマザー・アフガニスタン出身) ルイス(ホストファザー・メキシコ出身) バッキ―(2人の愛犬・ポメラニアンとハスキーの雑種) 「人種のサラダボウル」「モザイクシティ」 「マルチカルチャー」など さまざまな国籍の人が集うトロントは、 いろんな言葉で例えられます。 私のお気に入りのたとえは「小さな地球」です。 大袈裟に聞こえますが、これが結構本当で、 カナディアンに会うのがちょっと難しいくらい、 町はいろんな国から来た人でないまぜになっていました。 地球をミニマムサイ

Interview15/This is my turn

モニカ(ブラジル出身・語学学校のクラスメイト) 10代後半から20代の生徒が中心の語学学校で、 授業中に誰よりも質問をし、発言をし、 「あなたも言ってみ!」と周りに助け舟まで 出してくれる、素敵な大人の生徒がいました。 私の同級生の1人、モニカさんです。 ブラジルでの仕事を1か月間お休みし、 英語を学ぶためにトロントに来たといいます。 物怖じのない快活な人、という第一印象は、 その後も変わることはありませんでした。 ブラジルだろうと日本だろうと 生まれ育った場所は関係なく

Interview13/居場所の“耕し方”

前原さん(元バイト仲間・児童養護施設職員) なっちゃん(元バイト仲間・保育士) 大学一年生の頃、バイト先のイタリアンレストランに、 同い年の“前原さん”が入ってきました。 彼女は少しおっちょこちょいな性格で、 忙しい時には周りから少し冷たい対応を受けていたこともありました。 その様子を見て私は、 彼女は長くは続かないかもなと 心の中で思っていました(前原さん、ごめん!)。 ですが前原さん、仕事を辞めないどころか、 時が経っていつの間にか、 お店で一番の人気者になっていまし

Interview12/何も問題ない。

さつき(写真家) 私は大学時代、他大学のサークルに入っていたこともあり、 自分が通っている大学でできた仲良しの友達といえば 片手で数えられる程度でした。 その中の貴重な1人がさつきです。 たまたまゼミが一緒で、ノリが似ていて、 授業は合えば一緒に受けるという感じで、 いつも一緒にいたわけではないけど、 でもなんかずっと隣にいた友達です。 それでさつきは隣でずっと写真を撮っていました。 さつきは写真を撮ることが好きで、 卒業後に憧れの写真家に弟子入りし、 カメラの道へと進み

Interview8/面倒は御免。

れんちゃん(造園設計士) 面白い友達がいます。 この子のギャグとか言い回しを、 全然違う友達に言ってみせると、大体ウケる。 それで私が面白いとほめられてしまうと手柄を横取りした気分になるので、 「こないだやってたあれ、ウケたよ」と本人になるべく報告するようにしています。 同じ高校、同じ吹奏楽部だったれんちゃん。 創作ダンスの授業では、ポッケの裏地を外に出し魚を表現して踊っていたり、 バレンタインデーには、甘い物ばっかだと飽きちゃうからと 1人だけハート形の一口ハンバーグ

interview4/あとはお若い2人に任せて(同世代だけど)。

あっきー(妻・通訳会社勤務) しんさん(夫・化学メーカー勤務) 2020年2月、コロナが猛威を振るう少し前、都内某所で飲み会がありました。 そこで出会ったあっきー(妻)としんさん(夫)。 お互いすぐに打ち解けて、あっという間に仲良くなり、 その後早々にデートを重ね、お付き合いを始め、プロポーズ、結婚。 爽やかなお2人らしく、とんとん拍子でことが進んでいきました。 ここで、ちょっと言いたい自慢。 その飲み会にあっきーを誘ったのは私です。 ですから、私には知る権利がある!

Interview1/あの頃の副部長

すがのさん(エンタメ会社事務) 人生初の一人暮らし、結婚、コロナ禍を受けた退職、そして転職を、 27歳の1年間で全てやりきった友達がいます。 すがのさんは高校時代、私と同じ吹奏楽部で、副部長をしていました。 部長はもちろん部員全員を支え、誰からも頼りにされていた彼女は、 今ではエンターテイメント業界で、技術者のアシスタントをしています。 私とは10年以上の交流が続いているわけですが、 振り返れば彼女は、 旅行があれば自ら計画を立ててくれたり、 大勢の仲間のお金を立て替え