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「下」を見ることって無下にされてるよね。

私には好きな YouTube チャンネルがある。
それは「ロザンの楽屋」。
お笑いコンビであるロザンのお2人が楽屋でいろんなことを話しているチャンネルである。
ジャンルは多岐にわたり、政治から経済、人生論の話まで。
毎日18時ごろにアップロードされるので、それを私は楽しみに毎日見ている。
何が好きかって、取り上げる内容のセンス、お2人の話し方、盛り上がり、話の面白さ、どれをとっても時間を割くのに値するものであると思っている(偉そうにごめんなさい)。
その中でお気に入りなのが自己肯定感の高める方法についてお話していた回。
巷で言われる自己肯定感の高め方とは、自分をもっと好きになろうとかとにかく行動しようとか正直綺麗事ばかりが書かれている。
それで行動するのは僅かな人だけで、そもそも行動できないから自己肯定感の低い人が多いと思う。
その中でロザンのお二人がおっしゃっていたのは

下を見ることの重要性

このように「!?」と思うようなことをストレートに言ってくれるのもロザンの楽屋の魅力の一つだ。
人に上下関係を作るのはあまり良くないことかもしれないが、それを自分の中で消化し、人前で発しないようにすればいいのではと私は思う。
ハサミで人を殺めることができるのと同じで、要は使い方次第なのである。
世の中には色んな人がいる。
自分では想像もできないようなお金持ちがいる。
自分の年収自分の年収を何倍にしても越えられないような数字を持っている人もいるだろう。
そのような人が目立つのは注目されるからで、メディアで取り上げられ、はやし立てられる。
そのような人たちは華やかに見えるだろう。
どれだけ地位を上げていき、年収を上げていっても上には上がいる。
その上の人には追いつくことができない。
ある程度の年収にはたどり着いても上には上がいるのだ。
それは紛れもない事実で、いつまでも満足することはないだろう。税金も高くなるし。
一方で、下には下がいるということも間違いないと思う。
もしも仕事をリストラされ、年収が半分になったとしても、それよりもらっていない人はゴマンといると思う。
また学生であれば、テストの点数が悪かったと自分では思っていても、だいたいその下に何人かいる。
そのような人達はあまり目立たない。
それは目につくところにはやはり現れないから。
人は自分の知っている範囲内でしか物事を考えることはできない。
点数を上げるために勉強したり、年収を上げるために仕事をしたりすると、上しか見ることができなくなり、焦り、恐れ、不安など色んな感情が出てくる。
そして自分を信用できなくなりいわゆる自己肯定感が低下する。
ロザンの菅さんもおっしゃっていたが自己肯定感は日によって変わるものだと思う。
嫌なことがあれば自己肯定感が低くなるし、嬉しいことや楽しいことがあった時には自己肯定感は高くなる
自己肯定感が低くなった時には何もかもが嫌になる。
食事も喉に通らないし、睡眠もできない。
あてもない不安に駆られることもある。
そんな時には自分よりもうまくいってない人を見るのがいいのかもしれない。
気持ちのいいものではないが、自分を大切にするという意味では良いのでは。
もちろん誹謗中傷したり、相手を罵ったりするようなことはあってはいけない。
自分の機嫌は自分で取らなくてはいけない。
これは芸人のみやぞんさんが言っていたことだ。
自分の機嫌は自分で取るように、自分の自己肯定感は自分でコントロールしなくてはいけない。
そう考えると下を見るというのは非常に理にかなった方法なのかもしれない。
上を目指していくというのも素晴らしいことではあるが、上を目指すというのは非常に険しいもの。
だから私は自己肯定感が低くなった時には少し暗めの映画を見たり、自分のいる現状を改めて考えたりしようと思う。

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