見出し画像

最長片道切符【準備編②】「いざ発券!」

割引あり

再び丸の内へ

7月29日の午前中に東京駅から電話があった。ついに最長片道切符の受け取ることができるようだ。申し込みをしてから3週間ほど経っても何の音沙汰もなかったので、何かしら問題が発生しているのではないかと少し心配していた。申し込んでから受け取るまでの間に大雨などの不安要素もあったため、いくつかの想定をしながら東京駅の丸の内地下のみどりの窓口へ向かった。

今回も窓口の列に並んでいる客に要件を聞く係員がおり、要件を聞いてきた。「最長片道切符を受け取りに来た」のではなく、あくまでも「多経路のきっぷを受け取りに来た」旨を伝える。それ以外の会話は特になく、係員は次の人の元へ向かった。多くの人は夏休み中ということもあり、みどりの窓口は多少混雑しているようだ。

ついに対面

ついに順番がやってきた。窓口氏にきっぷを受け取りに来た旨を伝える。支払いをしてから最後の確認作業を行うようだ。

学割適用の2割引で73,960円。

カウンター越しではきっぷのコピーが印刷されていることしか分からなかったが、マニュアルらしきものを確認しながら窓口氏二人がかりでの発券作業だった。事前に自分で計算していた有効日数や金額が異なるなどといった大きな問題もなく、無事きっぷを受け取ることができた。旅行自体が始まった訳ではないが、一歩踏み出した気がした。ちなみに申し込みのときに提出した紙は返却されない。

切符を見てみる

大村線竹松駅から函館線長万部駅までの片道乗車券。有効期間が8月4日からの55日間。意味があるかどうかは分からないが、折角なので受け取った最長片道切符を出発前にスキャンしてみた。インターネット上には出発前の最長片道切符の写真は多数あるものの、きっぷをスキャンしたという記事は少ないのではないだろうか。とりあえず記録として残しておこうと思う。なお出発前のため、一部改変している。

「経由別紙」はA4一枚だった

出補

出札補充券、略して出補。いわゆる手書きのきっぷだ。このようなきっぷは自動改札機は使えるわけもなく、有人改札を通る必要がある。また、途中下車する際に下車印を押されるわけだが、きっぷ下側の枠内には収まらないだろう。するときっぷの空いているところから少しずつ下車印で埋められ、最終的には下車印まみれになる。そのような変化もできることなら記録していきたいと思う。

発行日に関しては元のままである。

経由別紙

経由数が少ないければきっぷの欄内に収まるのだが、今回はあまりにも多いため別紙になったようだ。路線名の表記ルールについてはよく分からない。

noteの画像サイズに合わせるために縮小している。

よくよく見ると小さなミスはあるものの、経路を指定するうえでは問題ないと考えている。なお受け取ったときには気づかなかった。

なにはともあれ、無事発券することができて良かった。おそらく忙しい時期であるにも関わらず発券してくださったみどりの窓口に皆さんには深謝申し上げます。

ひとこと

旅行中のリアルタイムでの発信はおそらくX(Twitter)になるであろう。私は無精者のためnoteの更新が遅れがちになるかもしれない。

旅のスタートは8月3日。きっぷの有効開始日よりも少し早いスタートになる。

次回:最長片道切符【0日目】(仮)

ここから先は

322字 / 1画像

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?