たぶん明日も同じことを考えている【日記】
20241104-1110
11/4(月)
ああ、もしかしたら夢みたいな夜だったのかもしれない。祝日の振替休日、月曜日。「こういう話をできるのはあなたくらいだよ」みたいなことを言われた気がする。「夏目漱石を読んでいたら思い出した」とも。人に好かれるってこういう感覚なのかな。すごく嬉しかったよ。
11/5(火)
シェアハウスのごはん会。今日は豚汁と、きのこの炊き込みご飯。自分が食べたいからこのメニューにしたんだけど、ちょっと休んでいたらほぼ夕方みたいな時間になっていて、手際の良すぎる同居人がほとんど作ってくれた。しかも、普通に炊飯器で炊き込みご飯を炊こうと思っていたら「いや、お鍋で炊いた方が美味しいし早くできるよ」とのことで自前のストウブで炊かせてくれたり、昆布からお出汁をとってくれたり。素晴らしすぎるし感謝しかない。
11/6(水)
「ジンジャーブレッドラテを飲みながら作業をして、そのあと銭湯に行こう」と思って高円寺に行ったらスタバがなかった。高円寺ってスタバないのか!ってことはつまり、個人経営のロースターや喫茶店が充実しているってことだ。ちょっと前までの甲府じゃん。そうか、高円寺って甲府だったのか(違う)。
11/7(木)
昨日飲み損ねたジンジャーブレッドラテを飲んだ。当然のようにホイップ多め、ナツメグ多めで注文。環境のことを考えたらマグカップかマイボトルで注文するべきなんだけど、ホリデーの赤いカップは風物詩なのであえて紙カップに入れてもらった。そうやって季節の流れの中に自分がいることを確かめたいと思った。
蓋を開けて、ナツメグたっぷりのホイップクリームをスプーンで掬って食べる瞬間、今年の冬がはじまる。あ、キャラメルソースかけてもらうの忘れた。そういえば去年は松本駅でジンジャーブレッドラテを飲んでいたな。
興味本位でペットショップに立ち寄ったら、思いがけず生後2ヶ月の猫を抱かせてもらえてしまい、全てのストレスが吹き飛んだ。なんなんだこの可愛い生き物は。一緒に暮らしたら仲良くなれそうなにゃんこだった。店員さん曰く「犬と猫をどっちも飼いたいなら、猫が先の方がいいですね」とのことなので、猫と暮らす生活から目指してみようかな。急がず、焦らず、自分の速さで目指していきたい。
11/8(金)
キッザニアに主人公として入場できた頃にはなかった豊洲公園がすごくいい場所だった。行ったことはないけどオスロのオペラハウス周辺みたいに感じた。ブルーボトルの設計もめちゃくちゃいいと思う。ところで最近都内にブルーボトルの店舗が増えてるのって、みんなスタバのコーヒーの不味さに気づき始めたからなのでは?とか思ってしまった。
11/9(土)
東京は何もない場所がちょっと少なすぎる。どこに行ったって情報があり、人がいる。情報があるから人が来るのか、人が来るから情報があるのか。誰もいない代々木公園に行ってみたい気もするけれど、それで気持ちが満たされはしないことにも薄々気づいている。
山に登ったり、りんごの収穫をしたり、犬を撫でながら暖炉の火を眺めたりしたい。駅から善光寺まで歩いて、お参りして境内をぐるっと一周したあと、城山公園でぼーっとしたりとかしたい。県立美術館に行って展示は見ずに、大きなガラス窓の前にあるソファに座って本を読んだり、屋上から空や街や緑を眺めたい。まだ行ったことのない海沿いの町に、あなたと一緒に行ってみたい。
今あなたに会って話をできないことが、こんなにも寂しいと感じている。あなたとしか話せないことがたくさんある。この寂しさをやり過ごすことが大人になることなのだとしたら、わたしは大人になんかならなくていい。このどうにもできない寂しさすら、なかったことにしたくはない。そうしてしまう日がいつかは来るとしても、それは今ではないと信じたい。たぶん明日も同じことを考えている。
気がつけば0:56だったので、久しぶりにニッポン放送をつけたら北斗とジェシーが喋っていた。樹の声は聞こえない。調べてみたら5人の「根拠なきMCへの自信」を検証するため、樹はしばらくブースに来ないとのこと。Imitation Rainのアウトロからそのままニチレイプレゼンツ、土曜の夜カスミン。
11/10(日)
↑昨日の日記、ちょっときもすぎる?
昨日作って冷凍しておいたトマトクリームスープを食べた。硬くなったカンパーニュをふやかすためのスープ。身体があまり動かなくて、シャワーを浴びずに眠った。