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staphy
2020年12月14日 00:08
「そうか、私、高橋留美子さんの絵が好きなんだ」10月半ばのことだった。仕事帰り、いつものように一駅歩いていた時、その言葉がぽつんと胸の中に来た。その時にはすでに、体全体にその感情は染みわたっていた。体の方がじわじわ先に、気づいていたのだと思う。私にとって「私が本当に好きなもの」に気づくのは、本当に難しい。特に、目の前で誰かに何かを熱心におすすめされた時など尚更だ。何が起きるかという