2023年について 津田柊太朗

あけましておめでとうございます。

昼間に娘を公園に連れて行って、彼女たちをぼんやり眺めながら、なんでお正月ってあるのかな、と、考えていたら、大抵のことはいらないけど、大抵のことは広い意味で面白いからやってるんだろうな、と。
儀礼も含めて、ないよりあったほうが、やっぱり面白い、だからある、という大雑把な理解でその考察は幕を閉じました。

2023年はいろいろ決まってることがあります

あんまり改まって思うことはなかったのですが、機会や仲間に恵まれて、10年以上も事業を行えていることって、すごいことだなって思いました。売上も増えたけど借入も増えて、サラリーマンのようにちょいと転職、なんて身軽なことはできないけど、苦しいまでの自由を与えられて、やりたいことをやりたいようにできる日々が続いていることにちょっとこの年末年始を利用して俯瞰できたりしています。

1.2月に自分のやっている事業として新サービスをリリースします

このサービスは、自身の集大成のようなサービスで、現在全力でBETしているがゆえに、これがコケるとやばいという側面がありつつも、最高のメンバーといい感じでの制作進行ができていることに加え、これまで出会った「この人」という人に概要を聞いてもらって、時には辛辣なコメントをたたきつけてくる友人ですら前向きな評価をしてもらえているので、自分がちゃんとやれば行ける、という感覚を持っています。

2.受託の売上は3月まではOK

突然現実的にな話ですが、いわゆる資金繰りに関わる問題で、売上をつくりながら走らざるを得ない自己資金に頼るタイプのスタートアップとしては、向こう四半期先まで売上が見えているのはありがたいことで、この辺の売上は、「ジタバタするとできる」という経験則があり、年内その後もさらにジタバタしながらやっていこうと思います。

3.出資は日々勉強中。この人にしてもらいたいというのはある

出資も考えていて、そのために株式会社にして、上場を目指すというプランニングをしています。ただ、いくつかのVCとの対話で得られた知見としては、「彼らのワンノブゼム」になるのはあまり面白くない、「彼らに選ばれるような自分になる」的なのは無いな、と考えています。出資者はあくまでこちらが選ぶもの、というか金額を超えて最大の出資者は私なので、株式の保有率的には客観的にも私なので、投資家として「この方に一緒に投資してもらいたい」というのは当然ありうべきものだろうと思っています。
とはいえ資金は必要なので、そのツンデレ感的なものをどう楽しんでいくかは課題です。
どちらかというと、金融の専門家とか投資の専門家的な人より、自分が経営者としてスタートアップで立ち上げた方で、成功された方からの投資を得て、その方のご経験を共有していただきながら進行していくほうが腹落ちするかなぁ、と思うほうです。当然おそらくシンプルな金融的な利益を狙った企業より癖が強いので、嫌だという方もいるだろうなとは思います。

今年やることは見えているんでやるだけ

ということで、今年は集中して取り組む年になりそうなので、迷わず行けよ行けばわかるさ的なモードで一心不乱に邁進していこうと思います。
今年の目標は「毎日を一生懸命生きる」でして、妻に「しょうもな」という感想を頂戴しつつも、ひたすら実行していく。切羽詰まった感は比較にまったくなりませんが、ウクライナの戦場に立つ方々も、そうなんだろうと思います。そこに自分の意識としてどれだけ近づけるか、なんだろうと思います。一生懸命の中には計算高く考えることも入るのでやみくもに戦うことが勝利を得られる近道ではないので、思考もキワキワに高めていきたいと思っております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?