見出し画像

なんかそれっぽく話せるモテ経済学

≪1.なんで理論通り動いでくれないのっ経済学≫

ちょっと極端なタイトルですが・・・。
経済学って名前がついただけで「興味ない」って目を背けちゃいますよね。しかし「行動経済学」とは一言で

「人々がどうすれば幸せな生活を送ることができるようになるか」

を考える学問なのです。

≪2.行動経済学?って≫

マクロ経済学やミクロ経済学とは違い身近な経済を題材にしているものが多く非常にわかりやすい経済学です。この分野はまだ歴史が浅く、有名になったのは2002年 ダニエル・カーネマン 2017年リチャード・セイラー氏のノーベル賞受賞がきっかけとも言われています。

**

≪3.経済学の前提≫**

面倒くさいけどここだけ我慢して読んでください。
「人間は常に自分の利益を最大化するように意思決定する」というのが経済学の前提です。もちろん昔の経済学者も理論通りの行動を人間が必ずしもするとは思っていませんが、人間の行動をいちいち気にしていたら変数が多すぎて理論化できないために無視されていました。

**

≪4.ギャンブルでは≫
**

例えば競馬やギャンブルで負け続けていたとします。

最後の勝負、最後のレースで残りの金を賭ける時、理論上ではあきらかに本命や勝つ確率の高い勝負をすべきです。

しかし、負けを取り戻そうとしたり、大きなリターンを狙って大穴を狙ったり、確率の低い勝負をしたりしませんか?

≪5.名言≫

「人間は負けるとわかっていても戦わなければいけない時もある。」

By 小栗旬


私はこの言葉を胸にいつも玉砕を繰り返していたので最近、いい加減気づいてきました。**
俺は小栗旬?・・・・・・じゃない!!!


≪6.人間は必ずしも合理的には動かない≫

このように人間は経済学の大前提である「人間は常に自分の利益を最大化するように意思決定する」に従っていきていればこのようなギャンブルの賭けはしません。

また、自分の財産を削って見ず知らずの人に米を分け与えたりしません。
このように人の行動は「善意」だったり「欲」だったりで動いています。

(そう、ベトナムではコロナの影響で職を失った人達が飢えないように有志の人たちが米を持ち寄り無償で提供しているんです。)

私たちの身近な例でいえば東日本大震災でも、仕事を休み、自費・無給で困っている人達を助けに行く人が大勢いましたよね。

これは過去の経済学の論理では表せない人間の行動なんです。

ダニエル・カーネマンの名著「Think fast and slow」でも経済が感情で動いている事が書かれています。

≪7.まとめ≫

どうでしたでしょうか?経済って意外におもしろいって思いませんか?大学もミクロ経済、マクロ経済の前にここから入れば皆が経済を面白いって感じるんだろなぁと思います。

最後にイメージ復習し易いように「もて♡ワード」だけ切り取っておきますのでバーで使って「へー」をもらってください。

こんな事するからいつもこいつは馬鹿だって思われるんでしょうね(笑)

≪8.もて♡ワード≫

1.知ってる?行動経済学って「人々がどうすれば幸せな生活を送ることができるようになるか」なんだぜ!

2.経済学の前提は「人間は常に自分の利益を最大化するように意思決定する」だけど本当にそう思ってる?(4.とセットで)

3.「人間は負けるとわかっていても戦わなければいけない時もある。」  by小栗旬 (言葉はいらねえだろ)

4.(2.とセットで)「経済って感情で動いてんだぜ。」



もし、サポートいただけましたら取材等に利用させていただきます。