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好きなものに戻ってみる。「比屋定篤子 with 笹子重治 デュオライブ 2020」20200915(日記)

こんばんは!コダカです。

このご時世ですからいろいろありますよね。

そういうのが積み重なってくると、自分もだんだんブレてきます。

どういう状態か、一つ挙げるとすれば、なにかを選ぶ理由が世間で受けているからという思考停止になってしまったりすることです。

自分は何者でもないということを知ることも大事ですが、何より自分を見失ってしまうことは避けなければなりません。

なぜなら、ことごとく迷走するから(笑)

そんなとき、ボクは最初に戻ります。
最初にはじめた場所、好きだった歌、好きだった映画、好きだった本。
なんでもいいんですが。



今日は比屋定篤子さんのライブがありました。
皮肉にもこのご時世だからこそ見ることができた配信上でのライブです。

帰ってきて始まって1時間経っていて迷いましたが、アーカイブも後から見ることができると書いてあったのでエイっ!と思い切って当日券を購入。
生配信で3曲聞くことができました。(そのあと初めから見直しました。)

※今回、ライブの内容にはあまり触れません。ご了承ください。

比屋定さんは沖縄を中心に活躍しているシンガーソングライターです。

数年前、今は閉店してしまった十条のライブハウスで仕事終わりで当日券で飛び込んだのが最後のライブでした。それまではライブに良く行っていました。

最初にライブに行ったのは学生のころ。
当時、比屋定さんはSONYに所属していたのでラジオ局でバンバン曲がかかり、ライブやイベントも都内で結構な頻度で出ていました。

その後、比屋定さんは故郷の沖縄に帰り、結婚をし子育てをしながらも音楽活動を継続。
現在も沖縄でラジオや音楽活動、年1、2回あるかないかのペースで関西や関東への遠征ライブをおこなっています。

その遠征は見逃せないので、地下の薄暗いブラジル音楽専門ライブハウスとか、絶対に一人じゃ行けないような雰囲気のところにしれっとした顔で入って2ステージ聴いたり。
旅行途中、大阪の老舗ライブハウスに飛び込みで入ってビール一本で酔っ払ってみたり。

諸々。あんな場違いなところによくまぁ通ったもんだ。

好きは空気など読まない。
そして若さって怖い(笑)。間違いない。

比屋定さんがすごいなと思うところは、その歌声の素晴らしさもさることながら、ライフスタイルの変化もひっくるめて創作活動にしてしまうこと。

子どもが生まれれば、その子を愛おしいと想う歌を作ったり、沖縄民謡とブラジル音楽をミックスして独自の音楽を編み出したり、東京のシティポップグループやコンポーザーたちとコラボしてみたり。

また、沖縄にいても子育てをしていても音楽はできるんだなと。
一つの道を選ぶことだけが正解じゃないんじゃないかなってことも身をもって体現しているお一人です。

こういう人を歌手って呼ぶんだろうなって思います。

生き様が声や歌詞に乗るんでしょうね。
今日もバイタリティとクリエイティビティーにあふれる比屋定さんの声を聞くと知らず識らずのうちに元気になりました。

何度も言いますが今日のライブも素晴らしかった。
比屋定さんの声は伸びやかに、ショーロの天才ギタリスト笹子さんの指さばきも相変わらず凄かった。そして多彩な楽曲の構成で聞き入りました。

明日は小豆島の海の近くのライブハウスで歌うとのこと。どんな雰囲気なんだろう。羨ましすぎる。

ほんの数時間音楽を聴いただけですが、ちょっとブレを直すことができました。

やっぱり好きなことに立ち戻るって大切だなって思うんです。


今日も最後までお読みいただきありがとうございました。


比屋定 篤子(ひやじょう あつこ)
〜南国の風のように、あたたかな温度を感じさせる歌声〜
 那覇市出身。
武蔵野美術大学入学後、同大学のサークル「 ラテン音楽研究会」に参加。バンド活動を始めボーカルを担当。 在学中にオリジナル曲を作り始め、 東京都内ライブハウスでの活動を開始。1997年、Sony Musicよりデビュー。7枚のシングル、3枚のアルバムをリリース。2001年に拠点を故郷の沖縄に移す。2004年から2017年の間にHappiness Recordsより5枚のアルバムを発表。2015年に沖縄の歌を収録したアルバム「RYUKYU STANDARD」、2016年には初のベスト盤がリリースとなった。最新作は2017年発売の「風と鱗」。沖縄県内外でのライブ活動をマイペースに継続。笹子重治氏とのデュオ歴は22年となり各地で好評を得る。(引用:比屋定 篤子official HPより)
笹子重治(ささごしげはる)
1958年、神戸市生まれ。
ブラジリアン・スタイルの奏法に影響を受けたギタリストとして、パウリーニョ・ダ・ヴィオーラやナラ・レオン等多くの来日ブラジル人アーティストとセッションを重ねた後、86~87年にかけてブラジルで活動。帰国後、インストゥルメンタルトリオ、ショーロクラブを結成し、現在までに23枚のアルバムをリリース。
また、2004年には新たにインストゥルメンタルトリオ、コーコーヤを立ち上げ、アルバムを、サントラも含め5枚発表するかたわら、EPO、比屋定篤子、Ann Sally、桑江知子、大島保克、宮沢和史、NUU、古謝美佐子、畠山美由紀、松田美緒、照屋実穂、手嶌葵、吉田慶子、鈴木重子、大島花子、純名里沙、落合さとこ、池田綾子、かとうかなこ、小松亮太、江藤有希等、J-POPから民謡までの歌手やインスト奏者のサポート、CDプロデュース、レコーディング、アレンジ等、多方面で活躍中。2016年には、サウンドプロデュースした大島花子「親父」が、USEN演歌チャート1位獲得。
 
 2010年、初のソロアルバム「onaka-ippai」発表。ちなみにショーロクラブ23枚目の最新作は、作曲家・武満徹の作品集「TAKEMITSU SONGBOOK」。個人としての最新作は、歌手 純名里沙とのデュオアルバム「Silent Love ~あなたを想う12の歌」。ただいまショーロクラブで「武満徹ソングブック・コンプリート(仮題)」とショーロクラブのオリジナルアルバムを、並行して製作中。
作曲の分野でも、ふたつのインストユニットでの多数の楽曲の他、各共演歌手との共作、ブラジルの国民的作詞家パウロ・セザル・ピニェイロ、ルーツサンバの長老、故ギリェルミ・ジ・ブリート、日本でも人気の高いシンガーソングライター・ジョイスとの共作などもあり、それぞれCD化されている。 (引用:笹子重治公式サイトより)




参考サイト


つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。 もっと上手に書けるよう精進します。