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JAZZな話 Vol.5 NYの名門クラブでの熱き演奏

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CHRISTIAN McBRIDE & INSIDE STRAICHT LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD(mack avenue 2021)

NYは7th.Aveのダウンタウンに位置するVILLAGE VANGUARDは地元のjazz好きな方でも賑わう、名門JAZZ CLUBです。日本人観光客も多く見受けられます。僕も2度ほど訪れました。

ここでは歴史的にも数々の名演が繰り広けられてきわけですが、今回ご紹介は昨年買ったCDで、僕の好きなベーシスト、CHRISTIAN McBRIDEが率いるグループのライブ盤です。

彼は1995年頃からそのファーストリーダーアルバムで一躍脚光を浴び、その後は飛ぶ鳥勢いで第一線で活躍し続けている、素晴らしいベーシストです。jazz以外でのフィールドでの活躍も目覚ましく、一時はロックミュージシャンのSTINGのサポートもつとめていましたね。

僕も彼の太く厚みのあるベースが好きで、おそらくCDはほほ全て持っています。

このCDではLIVE盤ともあって臨場感溢れる素晴らしい演奏が収録されています。参加ミュージシャンの紹介は省略しますが、僕はピアノのPETER MARTINのそれはそれは美しい旋律が気に入っています。ちょっとアグレッシブな部分もですしね。

曲目もいいですね。ファーストアルバムからずっと演奏してきている、個人的に好きな曲、The Shade of the Cadar Treeも収録されていてとても嬉しく思います。

とにかくjazzのライブ盤の良い所は、各々のミュージシャンのソロです。おそらく珠のような汗をかきながら、持つべき力を全力をぶつける。そこに自然と熱量が帯びてきて演奏全体がより白熱する。そこに僕は気持ちが高揚してしまうわけです。まるでその場に居合わせたように。

このCD収録でも、個々のミュージシャンが躍動が強く感じられます。

VILLAGE VANGUARDでは今日も熱い演奏が繰り広げられていることでしょう。このお店はいっ時、観光地化され過ぎて地元のフアンが少なくなったと聞いていましたが、この盤の観客の嬌声を聞いていると、また戻ってきたのかなと思います。

また、NYを訪れた際にはぜひ立ち寄りたいですね、地元の方々とも盛り上がりたいと思います。


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