【読書日記】最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法

はじめに

会社の上司からコピーライターの才能があるかもしれないねと言われ、自分自身調子乗って、コピーライターの勉強をしたいと思い購入した本です。
企画を考えていく上で言葉というのは重要だと想っていたため、今後の方針が認識できる本だったと思います。
下記から読書記録なのですが、捉え方が誤っているかもしれません。ご了承ください。

・良いコピーを選ぶということの重要性

企画を考える際に自分は多くのアイデアを考えて、ブレストに挑むのですが、たくさん考えるというのも重要だが、その中から本当に良いものを選ぶための力というのが重要だということを学んだ。
「いいコピーを書いているコピーライター」は実は、「いいコピーが選べるコピーライター」なのです。という言葉には学ばされました。いい言葉を考えたとしても、それに気づかずゴミ箱入りするのでは、良いコピーを書けたというわけではないのだなと思います。

・コピーライターはお医者さん

コピーライターの仕事はクライアントの課題や悩みを考え、言葉にすることだと言うこと。患者さんがいつから熱が出たのかやどんな症状なのかを細かく見て、分析・診断をし、最適な治療法を”選び”、治療を始めるという部分が、クライアントの課題を分析し、コピーを考え、最適なコピーを選んでいくという部分が同じである。また、優秀なコピーライターは例えが上手である。

・第3者を考える

相手のことを考えることが、広告やコピーを作っていく上で重要なことだと理解できた。相手の立場に立って考える。コピーを作ったところで、相手が見て不快に思われたら良いコピーではなかったり、相手(消費者)のことを考えていくことで、広告主と消費者をつなげる優秀なコピーが書けるようになっていく。

・連想ゲームで抽出していく

商材を真ん中に置いて、そこから連想できるものをどんどん白紙で書いていく。ダーウィンの進化論のようにして書いていくことでコピーを書く指針や商材についてのアイデアが出ていくのだと思う。

・右目(個人的)と左目(客観的)で見る

たくさんのコピーを考えてから、世に出るため、提案するためには自分自身で考えていかないといけない。そのための選び方として重要なことだとと思う。右目だけで見て考えると自分がかっこいいと思うだけの自己満足なコピーしか選ばなくなる。ただ、そこで左目でも考えることで、客観的に考えることができる。そして、右目と左目のピントがあったところがOKコピーになっていく。アイデアは自分の好みだけで選んでしまう癖があるので、左目でも見るということを重要視していければと思う。

最後に

コピーを考えていくのに難しそうなイメージがあったが、少しだけ方法が具体的になり指針ができました。
自分はまだ言葉というものを知らなすぎるため、読書をすることによって言葉を増やして、コピーを書ける手段や武器を増やしていきたいと思います。

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