釣りをしていて考えたこと 21

相変わらず釣りを続けています。


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…と言いたいところですが、時期が時期なので自粛していました。
近所の堤防の駐車場は封鎖されるし、船宿は軒並み営業自粛、立ち入り禁止のバリケードが張られた港もあったそうで。
コロナの影響はスゴイですね。

写真はメバルの生ハム。
メバルの切り身に塩とハーブを擦り込み、一晩置いてから洗い流してピチットシートに5日間包んだ物。
普通に生ハムでした。

写真の日付を見ると4/19。
ということは4/14あたりに釣ったメバルでしょうか。
夜中の堤防で釣った物ですが、この時も久しぶりの釣りでした。(多分2週間ぶりくらい)
これを最後に2ヶ月程釣りをしていません。


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「では、釣り船に乗ったのはいつが最後だったかな?」と写真を振り返ると2/24。
釣りサイト ORETSURI編集長 平田さんのお誘いでメバル船に乗ったのが最後っぽいです。

カサゴは20センチくらいのやつを低温(80度くらい?)の油で3時間揚げたものです。
カサゴの食べ方をネットで調べると「骨までパリパリ!カサゴの唐揚げ」的なレシピがよく出てくるのですが、これまでいろいろなレシピで唐揚げを作ったものの、骨まで食べられた試しがありません。
どのくらいに揚げれば骨まで食べられるのか知りたくなり、限界にチャレンジしてしまいました。
全身骨せんべい。
これはこれで美味しかったです。


で、しばらく釣りをしていなかった訳です。


釣りをせずに考えたこと。


・釣りをしなくても意外と平気だ

・料理はあまりしなくなるようだ

・納豆美味い

・仕事がはかどる

・スマホゲームに課金してしまった

・会社がテレワークを実施したため、社長の僕はマニュアル作りや業務管理が非常に忙しかった(テレワーク実施は僕が決めたのだけど)

・忙しいけど家にいる

・一方、漫画家なので漫画を描く

・漫画描くの楽しい

・Twitterは政権批判や自粛警察で溢れていて、眺めているのが辛い→退会

・家にいると平和だ

・釣代がかからないのでお金が貯まる

・木材で鳥の餌台を作る

・ガソリン安い

・けど、ガソリン減らない

・漫画楽しい

・家の庭がなぜか近所の小学生のたまり場になる

・おじさん、実は漫画家なんだぜ

・漫画家になりたいって?

・スケッチブックにイラストを描いて小学生に見せる

・そういえば、僕、漫画家だったんだよね…

・このままの世界が続くなら、それはそれで楽しいかもしれない

・漫画楽しい

・ほぼ上下3枚の服を着まわしている


うーむ、良いんだか悪いんだか。

釣りはしなくても意外と平気でした。
する気にならなかったという部分もあったかもしれません。
こっそり釣りをしているところを見つかって非難されるのは嫌ですしね。
釣りがコロナ感染拡大にとってどれほどの脅威であるかはわかりませんが、わからないのであれば謹んでおいたほうが良さそうです。
良さそうですが…、「わからないから慎む」という考え方は誰かを困らせているかもしれません。
これまでお世話になった釣り関係者の顔が浮かびます。

そして、「釣りをしなくても平気」という事実は、なんとなく寂しくも感じられました。

僕にとって釣りは趣味です。
趣味であるがゆえに損得勘定なく楽しめるし、それまで出会えなかった人たちに出会えることができたし、とても大事なものである気がしていたのだけど、自制しようと思えばできてしまいました。
「釣りが好きな自分」と「「釣りをしなくても平気な自分」をどのように理解すれば良いのでしょうか。


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さて、2ヶ月ぶりに釣り船に乗りました。

手始めに近所でライトなヤツ。
鯖をメタルジグで釣るLTルアーと呼ばれる乗合船です。

お客さんは適度に乗っていました。
風が強くて全体的にあまり釣れていませんでした。
久しぶりの魚の感触は楽しいといえば楽しいけれど、それほどの興奮はありません。
なんでだろう?
地元だし、そろそろ釣りを再開しても良いのではないかと思いつつ、その判断に自信がなかったのかもしれません。
経済を回したほうが良い気もします。
後3ヶ月くらい我慢すればもっと楽しめたのかな?

平日にもかかわらず、浜辺は混んでいました。
今年は海の家は営業しないらしいし、海開きもないとなればライフセイバーもいないかもしれません。
今からあの混み具合だと死人が出そうな気もします。

帰り道で交通事故を見ました。
トラックと乗用車の事故。
乗用車のボンネットがグチャグチャです。
運転手、生きてるかな?
すいません、僕はさっきまで渋滞に巻き込まれてイライラしていました。

帰宅後、釣った魚を淡々と捌いて下処理した後、アラで出汁を取りました。
何か作りたい料理があったわけではないのですが、ひとまずアラは捨てずに出汁を取る派です。

アラは塩氷水に10分浸し、さらに塩を振って15分汗をかかせました。
今回調べたレシピでは「塩氷水に10分浸してから弱火で30分に出せば良い。この一手間が美味しさの秘訣」と書いてあったのですが、一手間って程かな?
普段は塩を振って臭み抜きをしているのでなんとなく不安になってしまいました。
で、さらに追い塩(?)。
塩分入りすぎちゃったらどうしよう?
不安なのでさらにお湯を回しかけて、いつも以上に丁寧に汚れを取り除きます。
霜降りしないと不安な体になっています。
ここまでで30分。

その間、鍋に水を張って昆布を戻します。
昆布にアラを合流させたら弱火にかけて沸騰しないように30分。
…のつもりでしたが、沸騰しなさすぎて不安になり、ちょっとだけ火を強めます。
あのレシピ正しいのかな…?
アクが出てきたので弱火に戻し、さらに30分。
あんまり長時間火にかけすぎてもエグ味が出ちゃうんだけどな…。
火を止めて鰹節を入れたらキッチンペーパーを敷いたザルで漉しました。
だけど、なんだか出汁が澄んでいないぜ。
もう一度鍋に戻して再度弱火でアクをすくい、透明になるよう呪文を唱えながら、さらにキッチンペーパーで漉します。

段々とスープが透明になってきました。

ここまでで2時間ちょっと。
塩分は問題なし。
でも時間かかりすぎ。
いつも通りにやるべきでした。
だけど、なんでしょう。
気持ちが少し落ち着きました。
スープはすごく美味しいという程ではありませんが、まあまあです。

さて、この出汁どうしましょう?
出汁を取るところまでが、僕のやりたいことなのです。

ということで、コンビニでインスタントラーメンを買ってきました。
白髪ネギは作るのめんどくさいから幅広め。
ああ、でも焼いたネギも食べたいから半分は微塵切りで焼いてスープと一緒に煮ませんか。
フライパンで目玉焼きを作りましょう。
福島の知人からいただいた川俣シャモのハムがあったから刻んで入れよう。
味噌ラーメンだったので、付属のスープ粉は少なめにして白味噌など何種類かの味噌を追加。
うん、美味しい。

鯖の身のほうは冷蔵庫で眠っております。

きっと僕は幸せなんだろうな。
元々家に閉じこもってできる仕事をしていて、今回の大不況にもあまり巻き込まれませんでした。
楽しんでいる場合じゃない、幸せを感じている場合じゃない、切実に苦しんでいる人たちがいる、僕はその人たちに何もできなかったのかもしれない、それは加害者と同じことではないか、だけど、名前を知らない大勢の人たちの死について、悲しむべきことだとはわかっていても涙は出ない、僕には僕で守らなければならない人たちや生活があって必死なんだ、いいや、それは言い訳だな、死んだあの人は僕だったかもしれない、いろんな考えが頭に浮かびます。

釣りを楽しめる世の中は幸せです。
すべての人たちが平穏な毎日を取り戻せますように。

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